あなたも私も皆使っているカレンダー
今日はそのカレンダーから一つ豆知識をお伝えいたします
普段お世話になっておるカレンダーですが、その中に【六曜】が載っているのはご存知ですか
私は六曜の並びってズーと一緒だと思っていました。その日まで・・
ある日カレンダーを見ていて、突然六曜の並びが変わっていることに気づきました
えッ!印刷ミス?
でも別のカレンダーもやはり並びが変わっていました
・六曜の種類と読みと意味
・六曜が毎月並びが変わるルール
それではお伝えします
カレンダーに載っている六曜とは
今あなたの回りにカレンダーはありますか
そのカレンダーには何が載っていますか
今私の周りにあるカレンダーに載っているものです
・西暦
・和暦 :無い物も多いですね
・月 :英語、日本語
・曜日 :英語だったり日本語だったりしますね
・祝日の名前
・二十四節気の名前:季節を感ることができていいですよね
・六曜の名前
・旧暦の日付
こうやって並べてみるとカレンダーって結構な情報が載っていますね
二十四節気の名前や旧暦の日付が載っているカレンダーは案外すくないですよね
カレンダーの六曜の並びについて
今日はその中から【六曜】についてお伝えいたします
あなたは六曜をご存知ですか
六つあるから六曜なんですが、全部を空で言えませんよね
- 先勝 (せんしょう・せんかち・さきがち・さきかち)
- 友引 (ともびき)
- 先負 (せんぷ・せんぶ・せんまけ・さきまけ)
- 仏滅 (ぶつめつ)
- 大安 (たいあん・だいあん)
- 赤口 (しゃっこう・しゃっく・じゃっく・じゃっこう・さきくち)
ですね
先負や赤口なんて読み方もよくわからないですよね
六曜とは、暦注の一つです
暦注とは暦に記載される日時や、方角などの吉凶、その日の運命などの事項のことです
【六曜】それぞれの意味合い
六曜の意味合いをご存知ですか
先勝
先んずればすなわち勝つという意味です
午前中は吉、午後二時より六時までは凶とされています
友引
凶事に友を引くが現在の一般的な意味のようです
かつては勝負事で何事も引き分けになる日つまり、友に引(分ける)と言われていました
朝は吉、昼は凶、夕は大吉。ただし葬式を忌むとされています
先負
先んずればすなわち負けるの意味です
午前中はわるく、午後はよろしいと言われています
仏滅
仏も滅するような大凶日という意味です
何事も遠慮する日、病めば長引く、仏事はよろしいと言われています
大安
大いに安しという意味です
六曜の中でもっとも吉の日です
赤口
陰陽道の赤舌日(しゃくぜつにち)という凶日にゆらいします
万事に用いない悪日、ただし法事、正午だけはよいと言われています
【六曜】は毎月その並びが変わるときがあります
さてここからが本題です
その六曜の並びはご存知でしょうか
先勝 ⇒ 友引 ⇒ 先負 ⇒ 仏滅 ⇒ 大安 ⇒ 赤口 の順ですね
【六曜】の並びが変わるルール
・旧暦の1月1日と7月1日になると『先勝』から並ぶ
・旧暦の2月1日と8月1日になると『友引』から並ぶ
・旧暦の3月1日と9月1日になると『先負』から並ぶ
・旧暦の4月1日と10月1日になると『仏滅』から並ぶ
・旧暦の5月1日と11月1日になると『大安』から並ぶ
・旧暦の6月1日と12月1日になると『赤口』から並ぶ
参考サイト 杉本カレンダー
六曜の並びが変わる例
我が家にあるカレンダーで六曜の変わっている例をお伝えしますね

このカレンダーは大安が赤文字なのでちょうど分かりやすいです
六曜は六つなので毎週毎週一日ずつ前にずれていきます
本来であれば29日も「大安」になるはずですが、「赤口」になっています
その理由は次の写真で分かります

29日の欄に「旧6.1」と記されています
通常の並びですと28日「仏滅」、29日「大安」と並ぶはずですね
でも29日は旧暦の「6.1」に当たるため、この日から「赤口」を始まりとして並ぶことになります
おわかり頂けたでしょうか
毎月変わっていないように見えるのは、月初一日が旧暦の一日になることが多いからなんですね
次のカレンダーを買われるときには旧暦が記されているカレンダーを選んでみてはいかがでしょうか
まとめ
今日はいつも眺めているカレンダーの六曜についてお話しました
ある日突然気づいた六曜の並びが変わっている衝撃が、今でも忘れられません
でも世間では騒ぎにならないから皆知っているんだろうと私は勝手に思っていました
それでも自分が知った以上は、皆さんにもお伝えしておこうと思い立った次第です
日本語で数字の「1から10」を数えて見て下さい
次に「10から1」を数えて見て下さい
数え方の違う数字に気がつきましたか