こんにちは
日本最北端、北海道の道北に旅行会社のツアーで出かけてきました。
参加したのはクラブツーリズムの二泊三日の観光ツアーです。
二泊三日ですが、利尻島、礼文島、サロベツ原野全部を回るツアーです。
今日は道北観光ツアーから稚内市にある『ノシャップ岬』をご紹介させていただきます。
『ノシャップ岬』は稚内市にある左右2つの半島の左側半島にある岬です。
納沙布岬とよく間違われる岬です。
稚内のパンフレットと言えば、ここから見る利尻山と夕日の風景が紹介されます。
ですがここ『ノシャップ岬』から利尻山を見ることが出来るのは、ほんの一握りの観光客だけです。
稚内市街からも近いです。
【この記事で分かる事】
- ノシャップ岬ってどんなとこ
- ノシャップ岬の現地写真
『ノシャップ岬』に訪れる参考にして下さい
今回の道北旅行ツアー二泊三日の工程や料金についてはこちらに詳しくまとめています。
行ってみたいなと思わせる旅行先を見つける方法や、旅行に是非持って行きたい便利グッズをまとめてみました。参考にして下さい。
それでは詳しくお伝えします
ノシャップ岬とは稚内市の左側半島にある岬

ノシャップ岬は、アイヌ語で「ノッ・シャム」と言い意味です。
「岬があごのように突き出たところ」、「波のくだけ散る場所」という意味のようです。
宗谷岬には今回のツアーで3度目の訪問ですが、ここ「ノシャップ岬」を訪れるのは初めてです。
一番の目的はここから利尻島の利尻山の絶景を眺めることです。
ノシャップ岬の場所・アクセス
ノシャップ岬があるのは、北海道は稚内市です。稚内市は最北の街ですね。
稚内市には北に向かって左右に2つの半島があります。
ノシャップ岬は左側の半島の先にある岬です。
稚内市街からバスで5分くらいの距離です。
右の半島が日本最北の岬で有名な宗谷岬です。
グーグルマップはこちらです
よく勘違いされる「ノシャップ岬」と「納沙布岬」の違い
ノシャップ岬を漢字で書くと「野寒布岬」です。
北海道の岬と言ったら「納沙布岬」を思い出す人も多いと思います。
読みは「ノサップ岬」です。
「納沙布岬」は同じ北海道でも道東の根室市にあります。
北海道で一番早い日の出が見える有名な観光スポットです。
日本本土の最東端の岬です。
「納沙布岬」の由来は、アイヌ語の「ノッシャム」(岬の傍らにあったコタン)に由来しています。アイヌ語の語源が同じなんですね。
通常は下記の使い分けがなされているようです
- ノシャップ岬:カタカナで記載
- 納沙布岬:漢字で記載
納沙布岬のグーグルマップはこちらです
北海道最北にある各岬との位置関係を確認
下の地図はグーグルマップから引用しています。宗谷岬(一番右の半島)が最北だなと一目でわかりますが、2番目に北なのはどこなのかなと気になりませんか?
チョコッとグーグルで調べて見ました。

4つの岬の北緯を調べて見ましたので確認して下さい。
- 宗谷岬(稚内市右の半島先端):北緯45度31分22秒
- スコトン岬(礼文島左の半島先端):北緯45度27分51秒
- 金田ノ岬(礼文島右の半島先端):北緯45度27分37秒
- ノシャップ岬(稚内市左の半島先端):北緯45度26分50秒
4つの岬の中では、ノシャップ岬が一番南に位置しています。
ノシャップ岬の風景を写真でご紹介

ノシャップ岬に到着しました。
イルカのモニュメントがお出迎えです。
ノシャップ岬の沖合にはイルカの群れも見ることができるそうです。
ここは夕日のスポットとしても有名です。
個人旅行なら是非夕日の時間に行かれてはいかがでしょうか
ノシャップ岬でも野生のアザラシがお出迎え

今回はイルカではなくアザラシのお出迎えでした。
期限良さそうに日向ぼっこしていました。
アザラシはホントにアチコチにいますね。
晴れた日に見える利尻山の絶景写真
イルカのモニュメントがある場所は、実はノシャップ岬の先端ではありません。先端手前の左側にあります。利尻島に向かっています。
本来ならここから利尻山の絶景が見えるハズでした。
ガイドさんが言っていました。
ここから利尻山がハッキリ見える日は年に数回しか無いそうです。
見えない理由は海流が影響していて、霧がよく発生するからだそうです。
ちょっと残念です。

せっかくなので、ここから見えるはずだった利尻山の絶景を探してみました。
フリー画像に素敵な写真があったので用意しました。
こちらを参考にして下さい

あなたがノシャップ岬に行かれたときに晴れていることを祈っています。

もう1枚用意しました。
引用元 稚内市
ノシャップ岬から見える夕日の絶景も有名
ノシャップ岬は夕日がキレイなことでも有名です。
ノシャップ岬のキレイな夕日の写真を見つけたのでご紹介します。

雪のノシャップ岬もイイですね
引用元 稚内・利尻・礼文観光WEBサイト
ここノシャップ岬から日本海を南に下る愛称「宗谷サンセットロード」という道路があります。サンセットと言うくらいですから夕日がキレイなんだと思います。
ノシャップ岬にある観光スポットをご紹介
ノシャップ岬の展望場所以外にノシャップ岬にあるスポットをご紹介します。
1.「稚内灯台」

ノシャップ岬の先端にある灯台は稚内灯台です。
ノシャップ灯台という灯台はありません。

北海道で一番高い灯台です。
- 高さ:42.7m
ちなみに日本で一番高い灯台は島根県の日御碕灯台です。43.65mです。
2.「ノシャップ寒流水族館」

ノシャップ寒流水族館です。
正確には、わっかりうむノシャップ寒流水族館という名称のようです。
90トンの回遊水槽がある水族館です。
北の海の魚が沢山見ることができます
アザラシのショーもあります
3.「稚内市青少年科学館」

稚内市青少年科学館です。
正確には、わっかりうむ稚内市青少年科学館という名称のようです。
主な施設
- 南極展示
- プラネタリウム
- 天文台
ノシャップ寒流水族館と稚内市青少年科学館の入口は一緒です。
入場料も両館の入場で500円です。
観光ツアーでは入場できなかったので個人で行かれる方は楽しんで下さい。
ノシャップ岬の売店は品数豊富でお酒が安い

ノシャップ岬の売店です。
利尻山も見えない時はここでジックリお土産を探して下さい
以外にこの売店は品数豊富です。
珍味の種類は多いし安いです。

お土産に北海道のお酒を買う予定に方は、稚内限定の清酒「男山」をここで買うことをおすすめします。
2024年7月時点では、この売店の「男山」が一番値段が安かったです。
ノシャップ岬が国境の町だと感じさせる自衛隊施設

思わぬ建物で、ここ稚内が国境の町だと言うことを感じてしまいました。
それは海上自衛隊の基地です。
稚内丘陵に自衛隊のレーダー基地がありました。巨大なレーダーが何基もそびえています。
ロシアを睨んだ基地だと思います。
ノシャップ岬を実際に訪問してきた感想
稚内市の左側半島の先にあるノシャップ岬を実際に訪問してきた感想をお伝えします。
正直な思いは、利尻山(利尻富士)を、この目で見ることが出来なかったのが残念でなりません。
パンフレットで、ここノシャップ岬から望む利尻山の写真が載っていました。是非ともこの目で見たかったスポットだっただけに心残りになってしまいました。
行って良かったところ
- 野生のアザラシに会えたこと
- 日本海の向こうに利尻島があるはずとイメージできたこと
- 灯台の名前は稚内灯台だったこと
そうで無いところ
- 利尻山の絶景が見られなかったこと
これからノシャップ岬に行かれる方が、天気に恵まれることを祈っています。
ここノシャップ岬に足を運ぶ前は、北防波堤ドームに寄ってきました。
次の訪問地は、サロベツ原生花園に移動します。
今回の道北旅行ツアー二泊三日の工程や料金についてはこちらに詳しくまとめています。
まとめ
今日は北海道は最北の街稚内にある「ノシャップ岬」をご紹介しました。
「ノシャップ岬」は稚内の左側半島の先端にある岬です。
滅多にみることが出来ない利尻山に出会えることを祈っています。
これから行ってみたいなと思わせる旅行先を見つける方法や、旅行に是非持って行きたい便利グッズをまとめてみました。参考にして下さい。
稚内で食事をされるなら、18cmのビッグハンバーガーか市民も大好きなチャーメンをオススメします。
【稚内デノーズ】店の一番人気スラッピージョーは直径18cm!
道北に行ったら是非とも食べて見たいのは新鮮なウニ丼です。
二泊三日の道北旅行で宿泊したのはこちらのホテルです。
「ノシャップ岬」へお出かけされる参考になれば嬉しいです。