windows10サポート終了対策はコレ
本サイトはPRが含まれています

『星の王子さま』翻訳本おすすめ厳選4選|心に響く不滅のお話

テキスト「小説星の王子さま」

60歳になって、ふと手に取った『星の王子さま』。

子どもの頃に名前だけは知っていたこの物語が、これほど深く胸に響くとは思ってもいませんでした。翻訳によって、同じ物語がまるで違う表情を見せてくれることにも驚かされました。

今回は、私が実際に読んだ4冊の翻訳本をご紹介させて頂きます。
人生経験を重ねた今だからこそ沁みる“言葉のちから”を、ぜひあなたにも味わっていただけたら嬉しいです。

『本を聴く』新しい習慣

「星の王子さま」の作者プロフェール

星の王子さまの作者プロフェールをご紹介します。

  • 著者名:Saint-Exupery
  • カナ名:サン=テグジュペリ
  • 国籍: フランス
  • 誕生年:1900
  • 失踪年:1944

名門貴族の子弟としてリヨンに生れる。海軍兵学校の受験に失敗後、兵役で航空隊に入る。除隊後、航空会社の路線パイロットとなり、多くの冒険を経験。その後様々な形で飛びながら、1929年に処女作『南方郵便機』、以後『夜間飛行』(フェミナ賞)、『人間の土地』(アカデミー・フランセーズ賞)、『戦う操縦士』『星の王子さま』等を発表、行動主義文学の作家として活躍した。第2次大戦時、偵察機の搭乗員として困難な出撃を重ね、1944年コルシカ島の基地を発進したまま帰還せず。

新潮社

『星の王子さま』のあらすじ

すでにご存知かも知れませんが小説『星の王子さま』のあらすじをお伝えさせて頂きます。

星の王子さま

サハラ砂漠に不時着した孤独な飛行士と、「ほんとうのこと」しか知りたがらない純粋な星の王子さまとのふれあいを描く永遠の名作

「おとなは誰も始めは子供だった。しかしそのことを忘れずにいる大人は、いくらもいない」1953年依頼日本中を魅了してきた内藤濯氏による歴史的名訳で。

岩波書店公式サイトより

『星の王子さま』を読む上で大切な時代背景

この本には本文以外に3つ文面があります

  • 献辞
  • 訳者のことば
  • 著者の経歴

それらを読んでみると、この本が書かれた時代背景を知ることが本を読む前の知識として知っておくことが大切なのでは無いかと考えました

星の王子さまの時代背景

・第二次世界大戦中であること

・著者は既にアメリカに住んでいること

・献辞の相手はフランスに住んでいること。さらにユダヤ人であること

・著者はリビア砂漠に不時着したことがあること。何度も大けがをしていること

読む前に知っていると多少感想も違ったかもしれません

『星の王子さま』の日本語タイトルは『最高』

でもこの本を読んで一つだけ気に入ったことがあります

それは日本語の本のタイトルです

内藤濯さんが付けられたタイトル【星の王子さま】です

このタイトルは最高だと思います

原作はフランス語のようです

フランス語の原題は「Le Petit Prince」英語の題は「The Little Prince」です

そのままだと、「小さな王子」でしょうか・・

実際に読んだ『星の王子さま』の翻訳本4冊

内藤 濯 訳(岩波書店)

著:サン=テグジュペリ, 翻訳:内藤 濯
  • 出版元:岩波書店
  • 翻訳者:内藤 濯
  • 特徴 :日本で一番最初の星の王子さまの翻訳本です。(オリジナルと言われる本ですね)

河原泰則 訳(春愁社)

この書籍はタイトルは他と異なり『小さな星の王子さま』がタイトルです

河原泰則さん

・1948年生まれ

・コントラバス奏者

・本文ページ  163ページ

・この翻訳本のおすすめ  違うタイトルを読んでみたい人におすすめ。注釈も付いています

ドリアン助川 訳(皓星社)

著:サン=テグジュペリ, 著:ドリアン助川, 翻訳:ドリアン助川

ドリアン助川さん

・1962年生まれ 

・放送作家を経て詩や小説を執筆。映画原作となった『あん』の作者

・49歳からフランス語を学ぶ

・本文ページ  151ページ

・この翻訳本のおすすめ  大阪弁が出てきます。会話を楽しむならコレ

大阪弁にはビックリです

河野万里子 訳(新潮社)

河野真理子さん

・1959年生まれ 

・上智大学外国語学部フランス語学科卒業

・本文ページ  145ページ

・この翻訳本のおすすめ   普通に読みやすい本がよければコレ

一番オーソドックスな感じです

『星の王子さま』を読んだ感想

『星の王子さま』については何も前知識はありませんでした

本の表紙にあるか「絵」も日本人の誰かが童話向けに書かれているのだと思っていました

実はこの「絵」も作者が書かれた物だったと初めて知りました

これにはビックリです。新しい知識を得ることができました。読んでみるものですね

しかも彼が立っている場所は「星」だったのには二度ビックリです

女優・中条あやみさんの翻訳版も話題に

2023年、女優の中条あやみさんが翻訳を手がけた『星の王子さま』が話題を集めました。新しいファン層の拡大にもつながっています。彼女自身が「この作品に救われた」と語っています。

スマホで読書を楽しむ

まとめ

今日は永遠の名作『星の王子さま』の翻訳本四冊をお伝えしました

『星の王子さま』を60歳で初めて読んで、「なぜもっと早く読まなかったのだろう」と思った反面、「今だからこそ心に届いたのかもしれない」とも感じました。

訳者ごとに伝わってくるニュアンスの違いは、人生の景色を少し変えてくれるようでした。

もしあなたがまだこの物語に触れていないなら、是非手に取ってみて欲しいです。

おすすめミステリー小説はこちら

こちらの作家のも読み始めると止まりません