前回須磨寺は私から見てパラダイスだとご紹介させて頂きました
今日はその須磨寺の奥の院についてご紹介いたします
須磨寺の奥の院に行くには奥の院参道を通りますが、途中に七福神と十三佛巡りがあります
神様と仏様を同時に巡ります
やはりここ奥の院もパラダイスの所以なのでしょうか。楽しみです
それではお出かけしましょう
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須磨寺の奥の院ってどこにあるのでしょうか

上の写真は須磨寺の案内図です
山の中腹あたりに向かって道がありその先に建物が見えます。そこが奥の院です
私は右の参道から登って左の参道から降りてきました
奥の院には弘法大師様が祀られています
十三佛ってご存知でしょうか
十三佛(仏)とは、三十三回忌までご先祖様をお守りする13人の仏さまのことです
それでは参道を登って行きましょう
右側の参道は太師堂に向かって右で、弁慶の鐘の前に入口があります

それぞれの仏様がいつお守りして下さるのか、どのようなお守りをして下さるのかをご紹介します
不動明王(ふどうみょうおう)

- 初七日
- 人の煩悩を焼き払い、浄化して人を救われる
釈迦如来(しゃかにょらい)

- 二七日
- 仏教の開祖。人々を救う最高位の仏様。人々に悟りを開かせる
文殊菩薩(もんじゅぼさつ)

- 三七日
- 悟りを導くための智慧を与える
普賢菩薩(ふげんぼさつ)

- 四七日
- 過去に犯した罪を消滅させて人々を救う。慈悲を司る菩薩
地蔵菩薩(じぞうぼさつ)

- 五七日
- 痛みや苦しみを肩代わりし、人々を救済する
弥勒菩薩(みろくぼさつ)

- 六七日
- 遠い未来に人々を救うことがやくそくされている菩薩様
薬師如来(やくしにょらい)

- 七七日
- 現世にやすらぎを与えてくれる
観音菩薩(かんのんぼさつ)

- 百か日
- 人々を救うために常に世を観ていて、救済してくれる仏様
勢至菩薩(せいしぼさつ)

- 一周忌
- 智慧の光ですべてのものを照らし、迷いから人々を救う仏様
阿弥陀如来(あみだにょらい)

- 三回忌
- 南無阿弥陀仏を唱える人々を必ず極楽浄土へ導く
阿閦如来(あしゅくにょらい)

- 七回忌
- 物事に動じず迷いに打ち勝つ強い心を授けてくれる
大日如来(だいにちにょらい)

- 十三回忌
- すべての根源とされる仏様
虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)

- 三十三回忌
- 人々の願えを叶えるために知識を取り出し与えてくれる仏様
十三佛についておわかりいただけましたか
奥の院
奥の院まであと少しです


奥の院に着きました
弘法大師様をお参りしたとは参道を七福神側へ降りて行きます
七福神(しちふくじん)ってご存知でしょうか
日本には七福神と呼ばれる七柱の神様がいます。一般的に縁起の良い神様として知られています。七柱の神様の社を順番に巡って参拝することを七福神めぐりと呼び縁起を呼ぶお参りとして各地で行われています
七福神のご利益や見分け方、特徴を学びながら七福神巡りを下っていきましょう
寿老人(じゅろうじん)

- 出身 中国
- ご利益 長寿延命 諸病弊湯
- 見分け方 鹿・桃
- 由来特徴 中国の道教の神様。鹿を従えていて、手に桃を持っています
布袋(ほてい)

- 出身 中国
- ご利益 笑門来福、夫婦円満
- 見分け方 太鼓腹、堪忍袋
- 由来特徴 福々しい笑顔と太鼓腹、大きな袋を肩に担ぐ姿で表されます。担いでいるのが堪忍袋です。七福神の中では唯一実在人物
大黒天(だいこくてん)

- 出身 インドX日本
- ご利益 五穀豊穣
- 見分け方 米俵、打ち出の小槌
- 由来特徴 もともとはヒンドゥー教の神様で、日本に伝わった際に日本の神様オオクニヌシと結びつき音読みである大国として一体化されました
弁財天(べんざいてん)

- 出身 インド
- ご利益 音楽、芸能、学問成就、財運
- 見分け方 琵琶、天女姿
- 由来特徴 七福神の中の唯一の女神。美しい天女の姿をしており琵琶を持っています
毘沙門天(びしゃもんてん)

- 出身 インド
- ご利益 厄除け、福徳
- 見分け方 兜
- 由来特徴 ルーツはヒンドゥー教の神様、兜を着けた勇ましい姿をしています
恵比寿(えびす)

- 出身 日本
- ご利益 商売繁盛
- 見分け方 釣り竿、鯛
- 由来特徴 七福神の中で唯一純粋の日本の神様、イザナギ・イザナミの間に生まれた子・ヒルコといわれています
福禄寿(ふくろくじゅ)

- 出身 中国
- ご利益 子孫繁栄、財運招福、健康長寿
- 見分け方 鶴、亀
- 由来特徴 モデルにしている仙人が寿老人と同じといわれ、長寿の象徴である鶴や亀を従えています
七福神巡りを終えて七福神の見分け方もわかりましたね
ご存じない方に教えてあげてください
七福神巡りの出口は駐車場になります
須磨寺の境内や仏像そしておもろいもんは、【須磨寺】火祭りと源平合戦ゆかりの古刹ランチは志らはま鮨 を参考にして下さい
まとめ
お疲れさまです
これで奥の院参道七福神と十三佛巡りを無事終えることができました
現地で実際に歩いても30分~40分くらいかと思います
奥の院までは階段が整備されています
毎月20日、21日はお大師様があり、大変賑やかです
ゆっくり巡りたい方はそれ以外の日に足を運ばれてはいかがでしょうか
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