今日は青森県の『白神山地』をご紹介させて頂きます。
ここ『白神山地』のブナ原生林は世界自然遺産に指定されています。ガイドと一緒に世界遺産区域を散策することができました。
この目でブナの原生林を見て見たかったのでワクワクしながら歩いて来ました。
短い時間でしたがホントに行って良かったです。自然の神秘に感動しました。
本州最北の青森県に旅行会社のツアーで出かけてきました。
参加したのは阪急交通社の二泊三日の観光ツアーです。
【この記事で分かる事】
- 白神山地の拠点
- 白神山地世界遺産区域の風景
- ブナの木の特徴
白神山地にお出かけされる参考にして下さい。
今回の青森旅行ツアー二泊三日の工程や料金についてはこちらに詳しくまとめています。
行ってみたいなと思わせる旅行先を見つける方法や、旅行に是非持って行きたい便利グッズをまとめてみました。参考にして下さい。
それでは詳しくお伝えします
世界自然遺産に認定された白神山地のブナ原生林
白神山地は青森県西部で秋田県にまたがって広がっています。
青森県は西目屋村・鰺ヶ沢町・深浦町に、秋田県は藤里町・八峰町・能代市にかけて広がっている原生的なブナ林が広がる山岳地帯の総称です。
白神山地の総面積です
- 総面積：約13万ヘクタール
白神山地が世界遺産に選ばれた理由
白神山地が世界遺産（自然遺産）に選ばれたのは1993年12月です。
もちろん日本初の世界遺産（自然遺産）登録です。
先ほどの総面積約13万ヘクタールのうち、人為的な影響の少ない地域が「貴重な動植物が分布する極めて価値の高い生態系を有する地域」として認められたエリアです。
世界遺産区域の面積です。
- 内世界遺産区域：約1万7千ヘクタール
白神山地の地図とアクセス
白神山地の地図をグーグルマップでご紹介します。
地図で分かると思いますが白神山地へのアクセスは不便です。世界遺産に選ばれるくらいですから人里離れた場所です。
青森県内各地と秋田県内から白神山地への主なアクセスです
- 弘前駅：バスで約40分→田代（西目屋村役場前）→徒歩など→白神山地
- 能代駅：電車で約49分→十二湖駅→徒歩など→白神山地
- 青森空港：バス約54分→弘前駅→バスで約40分→田代（西目屋村役場前）→徒歩など→白神山地
車の場合
- 東北自動車道大鰐弘前インター→アップルロード約60分
- 弘前駅→約40分
- 鰺ヶ沢町→約90分
白神山地ブナ原生林の観光拠点はアクアグリーンビレッジＡＮＭＯＮ
白神山地のブナ原生林を散策する起点となったのはアクアグリーンビレッジＡＮＭＯＮです。
「アクアグリーンビレッジＡＮＭＯＮ」は、世界自然遺産「白神山地」の世界遺産登録地域に隣接する総合キャンプ場です。
住所は〒036-1424 青森県中津軽郡西目屋村川原平大川添４１７です。
「アクアグリーンビレッジＡＮＭＯＮ」の主な施設です
- 観光案内所：各散策ルートのご案内や手続き・ガイドの手配を行う
- センターハウス：売店・人工温泉大浴場・休憩所がある
- 宿泊エリア：コテージ・キャンプサイトなど
アクアグリーンビレッジＡＮＭＯＮの口コミ
ブナ原生林に入る前に知っておきたい「ブナの木」の特徴
ブナ林を散策していると「ブナ」の名札が見つかるのでこれが「ブナの木」かと分かります。
でもブナ林に入る前に知っておくとさらに白神山地のブナ原生林のことがよく分かると思いますので事前にガイドブックなどで学んでおくと役に立ちます。
せっかくですので簡単にブナの木についてお伝えしておきます。
- ブナ林は多くの場合、ブナを中心にカエデ類など様々な落葉広葉樹で構成されています。
- ブナの木は、カバノキ科に属する広葉樹の一種です。
- 直径は1メートルを超えるものもあります。
- 樹高は30メートルにも達することがあります。
- ブナの木の葉は一般的に卵形もしくは広卵形をしており、葉縁には細かな鋸歯があります。
- 葉の表面はツヤがあり、緑色が濃く、裏面はやや白っぽい色をしています。
- ブナの木の樹皮は、滑らかで灰白色、あるいは薄い茶色をしており、他の樹木と比べて非常に特徴的です。
- 大まかには滑らかな面が保たれています。
- 冬には葉が全て落ちてしまいます。
引用 チバニアン兼業農学校
一番の見分け方は、「ブナの木の樹皮は、滑らかで灰白色、あるいは薄い茶色をしている」という所です。
是非参考にして下さい。
白神山地の世界遺産区域への入口
今回のツアーでは2組に分かれてガイドと散策トレッキングを行いました。
キツツキが出迎えてくれます。ここから白神山地の世界遺産区域に入ります。
入山前にはガイドブックを是非もらっておいて下さい。
折りたたんだ使い易い地図がもらえます。
白神山地のブナ原生林で散策できる6つのモデルコース
散策コースは全部で6つのコースがあります
- 初級：マザーツリー見学ルート
- 初級：世界遺産の径ブナ林散策道
- 中級：ぶな巨木ふれあいの径
- 中級：高倉森（往復）登山道
- 中級：暗門渓谷ルート
- 上級：高倉森（縦走）登山道
参加した散策は世界遺産の径ブナ林散策道です。
世界遺産の径ブナ林散策道の神秘的な風景写真
世界遺産の径ブナ林散策道にもさらに3つのルートがあります
- 小回り：約1km所要時間約15～20分
- 大回り：約2.2km所要時間約60～90分
- 小回り＋大回り：所要時間約90分～120分
今回は一番短い小回りルートです。ユックリ歩いたので20～30分くらいかかりました。短い時間でしたが世界遺産の雰囲気感じました。
良ーく見ると獣道がシッカリあることが分かります。
チャンと前の人に離れないように歩いていきましょう。
世界自然遺産に指定されているブナ原生林の絶景
これが白神山地の世界遺産区域内にあるブナ原生林の自然の風景です。
吸い込まれそうな世界です。
ホントに空気も綺麗で神秘的です。
一人で迷い込むと戻って来られそうに無い世界です。
ブナ原生林ですが、あくまで山の中です。常に斜面を歩いているので結構大変です。
歩きやすい靴を履いていくことをオススメします。
ブナ林ですが、もちろん他にも「トチノキ」「ミズナラ」「カエデ」なども見られます。
ブナ原生林で見つけた自然の驚異を感じる熊の爪痕
左の樹木に黒い線のような物が見えますか？何かに引っかかれたような後です。
これはツキノワグマが引っかいた後だそうです。
実際に白神山地の世界遺産区域を散策してきた感想
白神山地の世界遺産区域を散策した感想をお伝えします。
ツアーではここ白神山地山地の散策は70分とあります。
アクアグリーンビレッジＡＮＭＯＮを出てから世界遺産区域まででも10分くらいかかります。世界遺産区域内を歩く時間は正味30分～40分くらいかなという感覚でした。
世界遺産区域内をせめて1時間は歩きたかったなと言うのが本音です。
ガイドの方に聞いたところ、ガイドなしでも山に入ってもイイそうです。
車で行かれるならガイドブックを持って大回りの散策ルートを歩いてみてはいかがでしょうか。
ブナの原生林はホントに空気まで違う気がします。
美味しい空気に魅了されること間違いありません。
ここ白神山地に足を運ぶ前は、酸ヶ湯温泉で男女混浴のヒバ千人風呂に浸かってきました。
次の訪問地は、岩木山神社に向かいます。
今回の青森旅行ツアー二泊三日の工程や料金についてはこちらに詳しくまとめています。
白神山地のまとめ
今日は青森県白神山地のブナ原生林をご紹介しました。
日本で最初に世界遺産の自然遺産に登録された場所です。
短い時間でしたが世界遺産区域内をガイドと散策することが出来ました。
手つかずのブナの原生林がある地域です。
是非大自然の神秘にふれて下さい。
これから行ってみたいなと思わせる旅行先を見つける方法や、旅行に是非持って行きたい便利グッズをまとめてみました。参考にして下さい。
青森県のご当地グルメといえば、青森みそカレー牛乳ラーメンと十和田バラ焼きが有名です。両方頂いてきましたのでまとめています。
十和田バラ焼きの肉は牛肉！本場で食すB1グランプリ優勝グルメ
二泊三日の青森旅行で宿泊したホテルはこちらです。
青森県のお土産と言えばラグノオのスイーツです。沢山買って下さい。詳しくはこちらで。
白神山地へお出かけされる参考になれば嬉しいです。
