2025年に映画化される原作小説をご紹介します。
既に映画も公開された作品もあります。
映画化される小説。
映画を観る前に読みますか?それとも観た後に読みますか?
どちらでも楽しめる、2025年に映画化される原作小説を厳選してご紹介します。
今回は、アニメや漫画原作などを除いた文芸作品を中心に13作品を厳選しました。
もちろん映画を観なくても小説単体で楽しめる作品ばかりです。
小説選びの参考にして下さい。
映画『君の顔では泣けない』の原作小説(君嶋彼方)
映画公開:2025年11月14日
キャスト:芳根京子、高橋海人
高校生の男女がプールで心と体が入れ替わり、そのまま15年間を過ごす異色ストーリー。
15年間分の人生経験を重ねた主人公たちを、原作で最初に味わっておく価値大。
🔸こんな人におすすめ
青春+ファンタジー+ヒューマンドラマが好きな人
心と体の入れ替わりモノが好き
映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』のエッセイ(田部井淳子)
映画原案:2025年10月31日
キャスト:吉永小百合、のん
女性初のエベレスト登頂に挑んだ田部井淳子さんの実話エッセイ。吉永小百合主演で生き様を描く映画の、原案としての深みがあります。
🔸こんな人におすすめ
実話・女性ノンフィクションが好きな人
登山・冒険ストーリーに興味がある人
映画『盤上の向日葵』の原作小説(柚月裕子)
映画公開:2025年10月31日
キャスト:坂口健太郎、渡辺謙
将棋界を背景に、山中で発見された白骨死体と、その謎をめぐる若手棋士と真剣師の因縁を描くヒューマンミステリー。将棋に詳しくない人でも引き込まれる力作です。
🔸こんな人におすすめ
ミステリーが好き
心に重みが残る物語を求める人
映画『爆弾』の原作小説(呉勝浩)
映画公開:2025年10月31日
キャスト:山田裕貴、佐藤二朗
「あと3つ爆弾を仕掛けた」と告げる謎の男と、それを追う刑事の心理戦。東京を舞台に緊張感が張り詰める一日を描いたサスペンス。
🔸こんな人におすすめ
ミステリーやサスペンスが好き
一気読みする緊張感が好き
映画『宝島』の原作小説(真藤順丈)
映画公開:2025年9月19日
キャスト:妻夫木聡、広瀬すず
舞台は戦後の沖縄。反米運動や密輸、暴力と理想の狭間で揺れる若者たちの壮絶な生き様を描いた、直木賞受賞作品です。
🔸こんな人におすすめ
重厚な人間ドラマを読みたい
直木賞受賞作を読破したい
映画『風のマジム』の原作小説(原田マハ)
映画公開:2025年9月12日
キャスト:伊藤沙莉、染谷将太
平凡な派遣社員の女性が、沖縄の地でラム酒造りに挑む実話ベースのストーリー。
やりたいことが分からない人、自分を変えたい人に勇気を与えてくれる一冊です。軽快で読みやすく、前向きな気持ちになれます。
🔸こんな人におすすめ
お仕事小説や挑戦ストーリーが好き
沖縄や南国の雰囲気が好き
映画『この夏の星を見る』の原作小説(辻村深月)
映画公開:2025年7月4日
キャスト:桜田ひより
コロナ禍により離ればなれになった高校生たちが、オンラインで「同じ星を一緒に見る」ことを目指す青春群像劇。
リモート授業、チャット、天体観測。現代の高校生ならではの感覚と悩みが丁寧に描かれ、読むほどに切なく、爽やかな感動が広がります。
🔸こんな人におすすめ
青春小説が好き
辻村深月作品が好き
映画『国宝』の原作小説(吉田修一)
映画公開:2025年6月6日
キャスト:吉沢亮、横浜流星
歌舞伎界を舞台にした大河芸道小説。任侠の家に生まれた少年が稀代の女形となり、ライバルや師匠との葛藤をへて“国宝”となっていく姿を描く。登場人物の心や伝統芸の深さが丁寧に描写され、読むほどに世界観に没入できます。
🔸こんな人におすすめ
歌舞伎や伝統芸能に興味がある方
吉田修一の作品が好き
映画『ブラック・ショーマン』の原作小説(東野圭吾)
映画公開:2025年9月12日
キャスト:福山雅治、有村架純
超一流マジシャンが“手品のように”事件を解く本格ミステリー。
小説の緻密な謎とトリックは、映画化前に読んでおくと比較できるかも。
🔸こんな人におすすめ
精巧なトリックと心理戦が好き
東野圭吾&福山雅治ファンの方
映画『近畿地方のある場所について』の原作小説(背筋)
映画公開:2025年8月8日
キャスト:菅野美穂、赤楚衛二
関西の心霊スポットや都市伝説を扱ったモキュメンタリー風ホラー小説。
🔸こんな人におすすめ
ホラー・都市伝説が好き
心理的恐怖や不安をじわじわ味わうの好き
映画『おいしくて泣くとき』の原作小説(森沢明夫)
映画公開:2025年4月4日
キャスト:長尾謙杜、當真あみ
決して色褪せることのない人生の「美味しい奇跡」を描いた希望の物語。
🔸こんな人におすすめ
読後感が温かい小説が好き
グルメと人間ドラマが好き
映画『少年と犬』の原作小説(馳星周)
映画公開:2025年3月20日
キャスト:高橋文哉、西野七瀬
震災後の東北で、一匹の犬が各地を転々としながら、さまざまな人々と出会う連作短編。
犬の視点を通して、人間の孤独や希望が浮かび上がる。涙なくしては読めない一冊です。
🔸こんな人におすすめ
感動系の物語が大好き
動物との絆物語が好き
映画『室町無頼』の原作小説(垣根涼介)
映画公開:2025年1月17日
キャスト:大泉洋、長尾謙杜
応仁の乱前夜。暴力と混沌が支配する室町時代を舞台に、アウトローな男たちが世を変えようとする姿を描く歴史冒険小説。
🔸こんな人におすすめ
歴史小説が好き
エンタメ要素の強い時代劇が好き
まとめ
今日は、2025年に映画される原作小説を、ご紹介しました。
既に見られた作品は、読んでから映画との違いを確認できます。
まだ映画を観られていない方は、読んでから小説との違いを確認できます。
どちらも、映画と小説それぞれ楽しむことができます。
是非読んでみたい小説選びの参考にして下さい。
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