【柚月裕子の小説】映画化・ドラマ化もされる人気作品！

令和のベストセラー作家「柚月裕子」さんの作品をご紹介します。

主人公や登場人物の心の動きを丁寧に描かれていて引きつけられます。

読む人の心に響いてくる作品が続々ヒットを連発しています。

その証拠に映画化やドラマ化された作品も多いです。

柚月裕子さんの作品は男性の登場人物それぞれが正義を貫くお話が多いです。

それではお伝えします。

柚月裕子さんのプロフィール

ところで柚月裕子さんとはどのような方なのでしょうか

柚月裕子［ゆづき　ゆうこ］

1968年、岩手県生まれ。

2008年、『臨床真理』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー。

13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞を受賞。

16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞を受賞。

丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、今もっとも注目されるミステリ作家の一人。

他の著書に『最後の証人』『検事の死命』『検事の信義』『蟻の菜園‐アントガーデン‐』『パレートの誤算』『朽ちないサクラ』『ウツボカズラの甘い息』『あしたの君へ』『慈雨』『盤上の向日葵』などがある。

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柚月裕子さんの小説をご紹介

今日は柚月裕子さんの小説からヒット作や傑作といわれている作品を中心にご紹介します

是非手に取って読んでみて下さい

臨床真理

臨床真理。柚月裕子さんのデビュー作品です。

あらすじ

臨床心理士の佐久間美帆は、勤務先の医療機関で藤木司という２０歳の青年を担当することに。彼は、同じ福祉施設で暮らしていた少女の死は自殺ではなく、他殺だという。美帆は治療のためにも、調査をしてみようと決意する。

美帆は、かつての同級生で現在は警察官である栗原久志の協力をえて、福祉施設で何が起こっていたのかを探り始める。しかし、調査が進むにつれ、おぞましい出来事が明らかになる。

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『このミステリーがすごい!』大賞第7回大賞受賞作です。

主人公の藤木司は施設に入居しています。

司は、人の感情が色で見えるという特殊な能力を有しています。

目を背けたくなるような場面もありますが、読み応えがあります。

盤上の向日葵

盤上の向日葵。将棋の駒のお話です。

あらすじ

さいたま市天木山山中で発見された白骨死体。

唯一残された手がかりは初代菊水月作の名駒のみ。

それから4ヶ月、叩き上げ刑事・石破と、かつて将棋を志した若手刑事・佐野は真冬の天童市に降り立つ。

向かう先は、世紀の一戦が行われようとしている竜昇戦会場。果たしてその先で二人が目撃したものとは! ?

日本推理作家協会賞作家が描く、渾身の将棋ミステリー!

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500ページを越える大作です。

将棋の知識は無くても、存分に面白さを味わえます。

最後はせつないです。

孤狼の血

孤狼の血です。

あらすじ

日本推理作家協会賞受賞作!

常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。

緻密な構成、卓抜したリアリティ、予期せぬ結末。いやあ、おもしろい。正統派ハードボイルドに圧倒された。――黒川博行氏(作家)

日本ミステリ史に残る、今世紀最高の悪徳警官小説だ。
――茶木則雄氏(書評家)

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広島が舞台の、ヤクザ映画です。

女性が書いた小説とは思えない男の迫力がビシビシ伝わってくるお話です。

映画化もされている人気小説です。

朽ちないサクラ

朽ちないサクラです。

あらすじ

第5回徳間文庫大賞受賞‼
警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!?
警察不祥事のスクープ記事。新聞記者である親友に裏切られた……口止めした森口泉は愕然とする。
情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、親友が遺体となって発見された。警察広報職員の泉は、警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。
次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。
事件の裏には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた……。

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男社会のお話が多い柚月裕子さんの小説ですが、このお話の主人公は警察署の広報職員です。

親友に裏切られたと思った主人公は、事件の調査にのめり込んでいきます。

刑事以上にしつこく調査し、へこたれません。

主人公の最後の決断もイイです

合理的にあり得ない　上水流涼子の解明

合理的にあり得ないです。

あらすじ

不祥事で弁護士資格を剥奪された上水流涼子は、IQ140 の貴山をアシスタントに、探偵エージェントを運営。

「未来が見える」という人物に経営判断を委ねる二代目社長、賭け将棋で必勝を期すヤクザ……。

明晰な頭脳と美貌を武器に、怪人物がらみの「あり得ない」依頼を解決に導くのだが――。

美貌の元弁護士が、知略をめぐらす鮮烈ミステリー!

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こちらも主人公は女性です。

戦時もテレビドラマ化されて放送されたので、記憶に新しいと思います

ドラマでは天海祐希さんが主人公を演じていました

最後の証人

最後の証人です。

あらすじ

検事を辞して弁護士に転身した佐方貞人のもとに殺人事件の弁護依頼が舞い込む。

ホテルの密室で男女の痴情のもつれが引き起こした刺殺事件。

現場の状況証拠などから被告人は有罪が濃厚とされていた。

それにもかかわらず、佐方は弁護を引き受けた。「面白くなりそう」だから。佐方は法廷で若手敏腕検事・真生と対峙しながら事件の裏に隠された真相を手繰り寄せていく。

やがて７年前に起きたある交通事故との関連が明らかになり……。

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この小説は、佐方貞人シリーズと言われるシリーズ物の第一作目です

裁判のシーンもピリピリした緊張感が伝わってきます

最後にとんでもない結末が待っています

検事の死命

検事の死命です。

あらすじ

検事の矜持をかけて権力との激闘に挑む力作中篇「死命」、『ザ・ベストミステリーズ2013(推理小説年鑑)』にも選ばれた傑作短編 「心を掬う」、感涙必至の“帰郷小説”「業をおろす」を収録した検事・佐方シリーズ最新刊。

いまミステリー界で熱い注目を集める『このミス』大賞作家・柚月裕子の、大いなる飛翔を告げる、渾身の一作!

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佐方貞人シリーズの3作目です。

2作目は、検事の本懐で、第15回大藪春彦賞受賞作です。

4作目は、検事の信義です。

シリーズ物ですから、主人公は先ほどの最後の証人と同じです

でも職業が異なります

タイトルにあるように2作目以降の職業は、検事です

時系列でいうと、1作目が一番最後の時期になります

本懐とか死命という重いコトバです

シリーズ続けて読んで頂きたいです

柚月裕子さんの小説一覧

柚月裕子さんの小説一覧をお伝えします

佐方貞人シリーズ

• 最後の証人（2010年5月）
• 検事の本懐（2011年11月）
• 検事の死命（2013年9月）
• 検事の信義（2019年4月）

「孤狼の血」シリーズ

• 孤狼の血（2015年8月）
• 凶犬の眼（2018年3月）
• 暴虎の牙（2020年3月）

「サクラ」シリーズ

• 朽ちないサクラ（2015年2月）
• 月下のサクラ（2021年5月）

合理的にあり得ない

• 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明（2017年2月）
• 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明（2023年3月）

その他の小説

• 臨床真理（2009年1月）
• 蟻の菜園〜アントガーデン〜（2014年8月）
• パレートの誤算（2014年10月）
• ウツボカズラの甘い息（2015年5月）
• あしたの君へ（2016年7月）
• 慈雨（2016年10月）
• 盤上の向日葵（2017年8月）
• ミカエルの鼓動（2021年10月）
• チョウセンアサガオの咲く夏（2022年4月）
• 教誨（2022年11月)

参考　ウィキペディア

太字は読んだ作品です。

柚月裕子さんの作品からお気に入りを見つけて下さい

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まとめ

個別のおすすめ小説はこちらに詳細をまとめています。

今日は柚月裕子さんの小説をいくつかご紹介しました

男性が主人公の作品が多くヒットしているような気がします。

今後の作品の発表も待ち遠しいですね