こんにちは
日本酒は好きですか?
『沢の鶴資料館昔の酒蔵』を見学してきました。
日本一の酒所”灘”の銘酒『沢の鶴』の蔵元です。
『沢の鶴』は灘五郷の「西郷」にある酒蔵です。
灘五郷で一番西側にある酒蔵です。
そこにある『沢の鶴資料館昔の酒蔵』は、展示室で清酒の酒づくり製造工程で使用する道具名を学ぶことができる見学施設です。
灘五郷酒蔵の数ある見学施設から1つだけ選ぶなら、ここ『沢の鶴資料館昔の酒蔵』をおすすめします。
個人なら無料で見学出来ます。
日本酒ファンで無くても是非一度見学してみたいものです。
灘五郷についてはこちらの、【灘五郷】酒所の日本一。六甲のキレイな水が作る酒蔵巡り! で詳しくお伝えしています。
実際に訪問してきた灘五郷の酒蔵は、【灘五郷 酒蔵見学】実際に訪問した施設おすすめランキング でご紹介しています。おすすめランキング形式でお伝えしています
それではお出かけしてみましょう
楽天市場とYahooショッピングには「沢の鶴公式ショップ」があります
沢の鶴酒造とは
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沢の鶴酒造の創業
- 1717年(享保二年)に創業
- 沢の鶴の由来は伊雑(いざわ)の沢で頻りに鳴く鶴を大切にした伊雑の宮の縁起から
- 「※」マークは米の字が由来
沢の鶴6つのこだわり
- 米:約130年前からお付き合いしている米農家さん
- 水:六甲山が育む酒造りに最適な名水を使用
- 造り:お酒は造るものではなく“育てるもの”
- 純米酒:伝統ある日本酒本来のおいしさに挑戦し続け
- 日常酒:もっと料理がおいしくなるお酒
- 長期熟成酒:熟成変化の愉しみ、不思議なお酒
参考沢の鶴公式サイト:https://www.sawanotsuru.co.jp/site/
沢の鶴資料館昔の酒蔵の場所・アクセス
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沢の鶴資料館昔の酒蔵は、江戸時代末期に建造され170年以上の歳月を経てきたと考えられる大石蔵を、酒造りの文化を広め、後世に伝えることを願って資料館として公開したのが「昔の酒蔵」沢の鶴資料館です。創業300年を誇る沢の鶴の貴重な酒造りの道具や灘酒の伝統文化を展示。
沢の鶴資料館昔の酒蔵の住所は、兵庫県神戸市灘区大石南町1丁目29番1号です
電車で行くと阪神大石駅下車 徒歩約10分です。
「大石駅」から海側です
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酒蔵までの街の景色
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沢の鶴資料館昔の酒蔵まで街中を歩くのも楽しいです
さすがに灘五郷です
至る所にお酒に関連する案内板を見かけます
この灘の酒蔵の案内板は頼りになります
酒蔵の街です
下記の写真は魚崎郷近辺の風景です
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近所のお店も酒蔵に似せているお店がありました
これはドラッグストアです
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こちらはローソンです
オシャレですね
日本酒の分類
日本酒を購入する時にラベルを見ると「大吟醸」「純米吟醸」「本醸造」などの文字を見ませんか?
これらが日本酒の分類にあたります。
日本酒の分類の仕方は次の2つで決まります。
- 醸造アルコールが入っているか
- 精米歩合(お米を何%磨いているか)
醸造アルコールが入っているお酒の分類
醸造アルコールが入っているお酒の分類は醸造アルコールの含まれる%と精米歩合で決まります
- 普通酒(醸造アルコール10%以上、醸造アルコール10%以下で精米歩合下記以外)
- 本醸造酒(醸造アルコール10%以下かつ精米歩合70%以下)
- 吟醸酒(醸造アルコール10%以下かつ精米歩合60%以下)
- 大吟醸酒(醸造アルコール10%以下かつ精米歩合50%以下)
醸造アルコールが入っていないお酒の分類
醸造アルコールが入っていないお酒の分類は精米歩合で決まります
- 純米酒(精米歩合60%より上)
- 純米吟醸酒(精米歩合60%以下)
- 純米代吟醸酒(精米歩合50%以下)
日本酒は米、水、麹を原料にして作られます。これを「純米酒」といいます。「純米」と記載がない日本酒は、醸造アルコールが加えられています。
醸造アルコールとは、デンプン質物や含糖質物から醸造されたアルコールです。これを適量加えると、香りが高くすっきりとした味わいになるのと、清酒の香味を劣化させる乳酸菌の増殖を防止する役割もあります。
沢の鶴酒造の銘柄一覧
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沢の鶴酒造のお酒の銘柄をお伝えします
沢の鶴の銘柄は多いです
純米吟醸酒
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特別純米酒
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純米酒
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純米大吟醸酒
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長期熟成酒
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大吟醸酒・吟醸酒
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本醸造酒
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カップ酒・普通酒
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寿海
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世界長
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楽天市場とYahooショッピングには「沢の鶴公式ショップ」があります。覗いてみて下さい
『沢の鶴資料館昔の酒蔵』のパンフレット
『沢の鶴資料館昔の酒蔵』のパンフレットです
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入り口入って右手の受付にパンフレットが置いてあります
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沢の鶴資料館昔の酒蔵のコーナー
資料館は1階と2階があります
パンフレットの真ん中にある酒造りの工程とコーナー名です
パンフレットを見ながら進まれた方がイイですよ
昔の酒造りの工程です
- 精米
- 洗米
- 蒸米
- 麹づくり
- 酛仕込
- 醪仕込
- しぼり
- 滓引
- 火入れ
- 貯蔵
- 出荷
コーナーは全部で5個あります
コーナー名の右の記述は工程です
- 釜:洗米・蒸米コーナー(洗米・蒸米)
- 醪:醪仕込コーナー(醪仕込)
- 搾:上槽コーナー(上槽・滓引・火入れ)
- 酛:酛仕込コーナー(酛仕込)
- 麹:麹づくりコーナー(麹づくり)
『沢の鶴資料館昔の酒蔵』の見学
それでは工程を順に見学していきましょう
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いきなり大きな焼物の窯が迎えてくれます
釜:洗米・蒸米コーナー
酒米を蒸し上げる大甑(おおこしき)と洗米に使用された桶等が展示されています。
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酒造りに使われた道具の1つ1つにキチンと名前が添えられています
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全国でも珍しい地下構造の「槽場(ふなば)」跡があります
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大きな木の桶が並んでいます
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醪:醪仕込コーナー
灘の三段仕込み(初・中・留)の工程で使用された大小様々な仕込用桶が林立しています。
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1つの桶に何リットル入るのでしょうか
細かくチェックして見て下さい
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搾:上槽コーナー
上槽(じょうそう)とは醪を搾ってお酒と酒粕に分離する工程です。テコの原理を応用した巨大な男柱や醪を入れる槽(ふね)等が展示されています
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お酒を搾る棒は太いです
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お酒を搾る工程は道具が多い気がします
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大小様々な桶があります
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滓引き(おりびき)とは、搾りたてのお酒に浮かんでいるちっちゃな固形物(滓)を沈殿させて取り除く作業です
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道具の名札が一つ一つ丁寧に説明書きが添えられています
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1つ1つの名前を確認しているとたくさんの時間が必要です
酛:酛仕込コーナー
酛仕込コーナーから2階です
お酒の醸造に必要な酵母を育てる酛仕込に使われた酛桶、並びに酒造り全般にわたっての様々な道具類が展示されています
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所狭しと道具が並んでいます
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壮観な眺めです
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小っちゃい物まで1つ1つに名札が用意されています
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説明書きされた道具も沢山有ります
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沢の鶴資料館昔の酒蔵には映像コーナーが2カ所あります
- 1階:右手一番奥
- 2階:右手一番奥
時間があるならこちら2階の映像コーナーは一見の価値があります
ここ「沢の鶴資料館昔の酒蔵」は阪神淡路大震災で倒壊しました
再建築されるまでを詳しく映像で見ることができます
この施設に懸ける思いが伝わってきてあつくなります
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地の利を活かした海上輸送で、灘酒を江戸に大量に運び、灘酒隆盛の一員となった樽廻船(たるかいせん)です
麹:麹づくりコーナー
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お酒の味と香りを決める麹をつくる「室(むろ)」を再現し、中に入ってその構造と麹づくりの道具類が展示されています
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麹室は厳かな雰囲気が漂っています
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酒樽造りの道具も揃えられています
限定品が買える直売ミュージアムショップ
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沢の鶴資料館昔の酒蔵の2階の見学を終えて順路に沿って外にでて1階に下りてくると沢の鶴直売所ミュージアムショップの入り口です
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直売コーナーは広いです
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もちろんお酒だけで無く、お酒からできる化粧品の種類も豊富です
お酒のつまみも沢山売っていますよ
楽天市場とYahooショッピングには「沢の鶴公式ショップ」があります
生酒の試飲コーナー
1階に下りると直売ミュージアムショップの一角に試飲できるコーナーがありました
店員の方が用意してくれます
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この日は2種類のお酒を試飲できました
1つは純米生原酒を試飲することができます
チャンと冷えているお酒を注いでくれます
ホントにさっぱりして口当たりがイイです
もう1つは梅酒です
こちらもホントに美味しいです
日によって試飲できるお酒は違うのかもしれません
楽しみにして行って下さい
沢の鶴近くの蔵元
沢の鶴があるのは灘五郷の1つ西郷です。西郷にある酒蔵は沢の鶴だけです。東隣の御影郷には沢山の酒蔵があります。歩いても20分くらいです。御影郷にある蔵元をご紹介します。
神戸酒心館「福寿」
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銘柄「福寿」の蔵元は神戸酒心館です。
神戸酒心館の見学施設については、 【神戸酒心館福寿の蔵元】見学に予約が必要な本物の酒蔵施設 で詳細をまとめています。
白鶴
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日本一の売上を誇る白鶴です。
白鶴の見学施設については、 【白鶴酒造資料館見学】酒造り製造工程を人形展示で見せる! で詳細をまとめています。
菊正宗
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菊正宗です。
菊正宗の見学施設については、 【菊正宗酒造記念館 見学】日本酒の製造工程を展示室で再現 で詳細をまとめています。
甲南漬
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奈良漬で有名な甲南漬です。
甲南漬もれっきとした灘五郷の酒蔵の1つです。
甲南漬の見学施設については、 【甲南漬本店武庫の郷見学】漬物のお店も灘五郷酒蔵の1つ で詳細をまとめています。
大黒正宗直営店
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酒蔵安福又四郎商店の直営店「十一代目又四郎」があります。
まとめ
今日は灘五郷の1つ「西郷」にある、沢の鶴資料館昔の酒蔵をご紹介しました
神戸三宮から一番近い酒蔵になります
もちろん直売コーナーもあるので、オリジナルグッズや絞りたてのお酒も購入することができます
試飲もできると思うので、お車で無い方は楽しみにして下さい
是非一度足を運んで見て下さい
阪神大石駅に戻って東に5分くらい乗車すると「御影郷」に7分くらい乗車すると「魚崎郷」に到着しますよ
浜福鶴吟醸工房の見学は、【浜福鶴 吟醸工房 見学】小山本家酒造 灘浜福鶴蔵の蔵元 で詳しくご紹介しています。
灘五郷についてはこちらの、【灘五郷】酒所の日本一。六甲のキレイな水が作る酒蔵巡り! で詳しくお伝えしています。
実際に訪問してきた灘五郷の酒蔵は、【灘五郷 酒蔵見学】実際に訪問した施設おすすめランキング でご紹介しています。おすすめランキング形式でお伝えしています