【二級小型船舶免許】試験に出題されるロープの結び方と種類

格好いいモーターボートを操縦して海の上を走ってみたい。

憧れます。

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入会金22000円と月会費3300円で会員になれます。

ボートは平時3時間で1万円くらいから借りられます。

当然ですが船の操縦には国家資格の免許が必要です。

二級小型船舶免許だと最短2日くらいで合格できるようです。

60代ですが、チャレンジしてみようと考えています。夢を叶えたいです。

二級小型船舶免許の学科と実技試験が免除されるコースがあります。それがイイと思って講習内容や料金を調べてみました。

それではお伝えします。

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「小型船舶免許」の種類

小型船舶免許は国家資格です

免許証の正式名称は、「小型船舶操縦免許証」といいます。

後方船舶免許の種類は4つあります

各免許種類の違いです。（国土交通省）

1級小型船舶免許

小型船舶で操縦できる派には無制限です。
但し、沿海区域の外側80海里（約150ｋｍ）以遠の水域を航行する場合は、六級海技士（機関）以上の資格を受有する者を乗り組ませねばなりません。

2級小型船舶免許

小型船舶で、海岸から5海里（約9ｋｍ）までの海域を操縦できます。
なお、年齢が18歳未満の方は操縦できるぼボートの大きさが5トン見万位限定されます。
18歳に達すると、特に手続は必要無くこの限定は解除され、次回免許更新時には限定のない免許証が発行されます。

特殊小型船舶免許

水上オートバイを操縦するために必要な免許です。湖岸や海岸から2海里（約3．7ｋｍ）までの水域を操縦できます。

2級湖川小出力限定免許

湖や川だけに利用する総トン数5トン未満、エンジンの出力15キロワット未満の船を操縦できます。

小型船舶とは

ちなみに小型船舶の範囲です。

　「小型船舶」とは、総トン数２０トン未満の船舶です。但し、総トン数２０トン以上のプレジャーボートで、次の要件の全てを満たしている場合には、小型船舶に含まれます。

• 一人で操縦を行う構造であるもの
• 長さが２４メートル未満であるもの
• 長さが２４メートル未満であるもの

「二級小型船舶免許試験」の国家試験内容

二級小型船舶免許の受験資格には年齢があります。15歳9カ月以上です。

二級小型船舶免許を取得するための国家試験の内容です。

各試験内容です。（国土交通省）

身体検査

視力・色覚・聴力・眼疾患の有無および身体障害の有無についての検査が行われます。（概略）

• 視力　視力が両眼共に0.5以上であること。（矯正視力を含む）
• 色覚　夜間において船舶の灯火の色を識別できること。
• 聴力　船内の騒音を模した騒音の下で300メートルの距離にある汽笛の音に相当する音を弁別できること。

学科試験

学科試験の試験科目です。

• 「心得・遵守事項（一般）」
• 「交通方法（一般）」
• 「運航（一般）」

実技試験

実技試験です。

• 「小型船舶の取り扱い」
• 「基本操縦及び応用操縦」

「二級小型船舶免許試験」の実技試験の詳細

実技試験の詳細です。

実技試験は下記項目があります。

それぞれの詳細です。（マリンライセンスロイヤル）

出航前の点検

出航前に、桟橋で出航前点検を実施します。点検は以下にある指定された2箇所に対して行います。

• 船体・操縦席
• エンジン
• 法定備品・法定
• 書類

点検のときは、点検場所を教えてくれるので、指示の通りに実施しましょう。また、点検を正しく行うためには、船体の各部位の場所を知っておくことも重要です。

操縦

実際に操縦するコースは、一筆書きのように行います。操縦装置の確認・発進・離岸までが実技試験内容です。

• 発進から蛇行まで　発進から蛇行において、共通する重要なポイントは、一つひとつの操縦をするときに声を出して何をするか伝えることです。たとえば「発進します。前後左右よし！」のように方向を確認したことを言葉にして発します。
• 人命救助　当日、船に対して左右どちらかに要救助者の代わりにブイが浮かべられます。左右どちらにブイがあっても、救助するときは必ず風下30mから行います。意識することは、引き波を立てないように静かに操縦することです。そして、要救助者のところに行くときはエンジンを中立にし、巻き込まないようにします。
• 後進から着岸まで　後進から着岸も、それぞれの操作をするときに「〇〇します」と声に出します。後進するときの基本は微速です。ただし、風が強いときは少しスピードを出して進みやすくしても問題ありません。また、停泊するときは、早めにレバーを中立にします。なぜなら、エンジンは中立にしてもすぐに止まらないためです。

ロープワーク

ロープワークは、海上ではなく陸上で行います。実技試験において点数を稼ぎやすいポイントなので、ロープワークは確実にマスターしておきましょう。

ロープワークの種類

• もやい結び
• 巻き結び
• クリート止め
• いかり結び
• 一重つなぎ
• 二重つなぎ
• 本結び

もやい結び

もやい結びです

巻き結び

巻き結びです

クリート止め

クリート止めの動画があります

いかり結び

いかり結びの動画があります

一重つなぎ

一重つなぎです。

二重つなぎ

二重つなぎの動画があります。

本結び

本結びです。

基本のロープワーク参考資料はこちら

「二級小型船舶免許試験」はどこで取得できるのか

自動車の運転免許だと、都道府県に運転免許試験場があります。

二級小型船舶免許はどうなのでしょうか？

基本は自動車の運転免許と変わりません。

船の免許は、国土交通省の管轄ですね。

公式サイトは、船の免許 | 国土交通省 神戸運輸監理部　です

二級小型船舶免許の操縦試験手数料です

資格	身体検査	学科試験	実技試験
2級	3,450円	3,550円	18,900円

2023年10月調べです。

試験機関とは

試験機関は、（財）日本海洋レジャー安全・振興協会です

試験は、（財）日本海洋レジャー安全・振興協会の各地方事務所で受け付けています。

公式サイトは、こちらです。

（一財）日本海洋レジャー安全・振興協会

登録小型船舶教習所とは

国土交通大臣により登録された登録小型船舶教習所の課程を修了した者については、学科試験と実技試験の免除を受けることができます。

登録小型船舶教習所一覧についてはこちら

60代で初めての試験なら、免除されるコースがイイですよね。

「二級小型船舶免許」国家試験免除コースの講習内容と料金

今回は二級小型船舶免許の国家試験免除コースのある、JEIS近畿（日本船舶職員養成協会近畿）を例にご紹介します。

JEISグループは全国にあります。

• 北海道 (株)JEIS北海道教習センター
• 東北 (株)日本船舶職員養成協会東北
• 関東 一般財団法人日本船舶職員養成協会関東
• 北陸信越 (株)船舶職員養成協会北陸信越
• 中部 一般財団法人 日本船舶職員養成協会中部
• 四国 一般財団法人四国船舶職員養成協会

2級小型船舶操縦士国家試験免除コースの受講時間・受講料金

2級小型船舶操縦士国家試験免除コースの受講時間・受講料金です。

学科・実技全日数は最短2日間。

そこそこの費用がかかりますね。

2級学科国家試験チャレンジ1日コース

ちなみに2級学科国家試験チャレンジ1日コースもあります。

学科は自分で独学し、国家試験を受けるコースです。

実技は免除されます。

上記プラス国家資格の受験費用が必要です。

まとめ

今日は、二級小型船舶免許試験についてお伝えしました。

二日ほどの受講で、試験を受けることができます。

受講費用もそこそこかかかりますが、ボートを借りて洋上のクルージングを楽しくことができるようになります。

想像するだけで楽しそうです。

でもロープの結び方を覚えるのが難しそうな気がしています。

大丈夫かな・・　練習するしかないですね。