コスタデリチョーザ｜船の見分け方と神戸入港写真にデッキプラン

こんにちは

筆者が住んでいる神戸市の港は日本有数のクルーズ客船発着の多い港です。観光シーズンになれば毎週のように神戸港にクルーズ船が入港してきます。

日中に入港する時は、神戸ポートターミナルまで自転車漕いで写真を撮りに出かけています。

今日はクルーズ船『コスタデリチョーザ』をご紹介します。

神戸港に入港する前の港はパプアニューギニアの『ラバウル』でした

南太平洋からはるばる神戸に来てくれました

あいにくの雨模様でしたが、カメラを持って見学に行ってきました

見ているこちらも楽しくなります

ところでクルーズ船てパッと見、どれも同じ船に見えませんか？

もちろん姉妹船でも無い限り個々の船に違いはあるのですが、正直よく分かりませんよね。

今日はせっかくなので『コスタデリチョーザ』の外観の特徴（見分け方）をご紹介したいと思います。

専門的な違いでは無く船の構造的な違いを中心にお伝えしたいと思います。

この記事を読んで頂くと下記の事が分かります。

次にクルーズ船を見かけて楽しむときの参考にして下さい。

世界一大きいクルーズ客船については、　【世界最大の豪華客船2024】第一位は全長365m乗船可能9900人　にて詳しくまとめています。参考にして下さい。

JTBでクルーズの旅を探す

それでは詳しくお伝えします。

神戸ポートターミナルに停泊中のコスタデリチョーザ

神戸ポートターミナルに停泊中のコスタデリチョーザです。

ポートターミナルからだと近すぎて全体像が見えないくらい大きいです。当然ですが一番上のデッキなんてどうなっているのかサッパリ分かりません。

ホントに大きいです。

神戸港にあるクルーズ客船ターミナル

神戸港に発着するクルーズ客船のターミナルは2つあります。

• 神戸ポートターミナル
• 中突堤旅客ターミナル

【神戸ポートターミナル】

神戸ポートターミナルは上の写真で一番右側の埠頭です。ここには大型のクルーズ客船が発着します

【中突堤旅客ターミナル】

中突堤旅客ターミナルは上の写真で一番左側の埠頭です。神戸メリケンパークオリエンタルホテルの前です。ここには中型までのクルーズ客船が発着します

ちなみに右から2つ目の埠頭が神戸フェリーターミナルです。宮崎カーフェリーとジャンボフェリーの乗り場です。宮崎カーフェリーとジャンボフェリーについては下記記事にまとめています。

• 【宮崎カーフェリー】神戸から新船ろっこうとたかちほで行く南国旅行
• 【ジャンボフェリー】新船あおいで行く神戸ー高松の時刻表と料金

クルーズ船コスタデリチョーザについて

クルーズ船『コスタ　デリチョーザ』をご紹介します。

パスタのお店みたいな名前ですが、それもそのはずイタリアの船です

原語で書くと『Costa Deliziosa』です

Deliziosaとはイタリア語で「美しい」という意味です

2010年にデビューしたコスタデリチョーザは最先端のデザインを駆使し、最も壮観なフォームに設計されています。パブリックスペースは豪華に装飾され、またゼブラウッド、ムラーノグラスなどの最高品質の素材をふんだんに使用し作られたインテリアが照明デザインの技によって強調されています。アトリウムに置かれているアルナルド・ポモドーロ作の”スフェーラ”が乗客を美しい世界に招いています。エンターテイメント施設は４Dシネマ、ゴルフシュミレーター、劇場などがあり、またリラックスと健康のためにサムサラスパが設備されています。

出典　ベストワンクルーズ

Costaは、クルーズを運営している船会社「コスタクルーズ」の名前です

コスタクルーズについて

コスタクルーズについてご紹介します

コンセプトは「海の上のイタリア」です。
コスタクルーズはイタリア生まれのクルーズ船です。

イタリア人にとって、クルーズはとても身近なバケーションで、若い世代も大人の世代も太陽と海とエンターテイメントを気軽に楽しんでいます。
大人2名以上と同室の13歳未満のお子様2名まで無料など、家族旅行におすすめ。
コスタクルーズはエーゲ海・地中海を中心に、アジア・カリブ海・北欧・ドバイ・紅海・世界1周等に巡ります。
イタリアヨーロッパ最大級の客船会社です。
料金も格安で気軽でカジュアルです。 船旅しか味わえない非日常の快適な体験と発見の旅を楽しんでください。

コスタクルーズのポイント

コスタクルーズの特徴をお伝えします

• 1泊1万円台の新しい旅
• 2泊3日からのショートクルーズ
• お子様特別料金＆ファミリーバリュー

実は、クルーズの旅は国内旅行よりはるかにおトク。
移動費、宿泊費だけでなく「１日３食のお食事」「アルコールを含むお飲み物」「ショーやイベントのエンターテイメント」までコミコミのご旅行代金です。

コスタクルーズのツアーを探す

コスタデリチョーザの大きさ

コスタデリチョーザの大きさなどの基本情報です

大きいです。後6ｍで全長300ｍにもなります。

コスタデリチョーザはどのクラスのクルーズ船か

クルーズ船には大きく分けて3つの種類があります。（引用　郵船トラベル）

• カジュアルクラス：手頃な価格帯。1日あたり10,000円～15,000円前後の格安クルーズかな
• プレミアムクラス：ワンランク上の1日あたり、20,000円～25,000円を超すクルーズかな
• ラグジュアリークラス：至れり尽くせり。1日あたり、40,000円前後の高級クルーズかな

各クラスのクルーズ会社

• カジュアルクラス：ノルウェイジャン、カーニバル、コスタ、MSCなど
• プレミアムクラス：プリンセス、ホーランドアメリカラインなど
• ラグジュアリークラス：キュナード、クリスタル、シルバーシーなど

コスタデリチョーザはコスタクルーズのクルーズ船なのでカジュアルクラスです。

クルーズ会社のクラスは、ベスト1クルーズを開くと一番下に載っています。参考にして下さい。

クルーズ会社のクラスを調べる

クラスで値段が全然違うから気になりますよね。

コスタデリチョーザ外観の特徴（見分け方）

クルーズ船てパッと見、どれも同じ船に見えませんか？

もちろん姉妹船でも無い限り個々の船に違いはあるのですが、正直よく分かりませんよね。

専門的な事かどうかわ不明ですが普段船を見ていて気付いた構造的な違いを中心にお伝えしたいと思います。

それではコスタデリチョーザの外観の特徴（見分け方）をご紹介します。

コスタデリチョーザを船首の形で見分ける方法

船首の形の見分け方です。

見る場所は船の先端から海上までのラインです。大きく分けて3種類のラインがあります。

• 海に向かって直角のライン
• 斜めに真っ直ぐのライン
• 内側にカーブを描いたライン

意外に内側にカーブを描いたラインの船が多いです。

コスタデリチョーザは斜めに真っ直ぐのライン。しかも角度が深いのでラインが長いのが特徴です。

とんがった船首がお気に入りです。

コスタデリチョーザを船首甲板の位置で見分ける方法

船首甲板の位置とは、アンカーや港に係留するロープなどを巻き上げる機械が設置されている場所のことです。

船首甲板の位置は2種類あります。

• 甲板の上に機械が設置されているタイプの船
• 甲板の下に機械が設置されているタイプの船

甲板の上に機械が設置されている船は、乗員しか立ち入りできません。甲板の下に機械が設置されている船は、乗客が船首を歩くことができます。タイタニックみたいに進行方向に向かって佇むこともできますね。

コスタデリチョーザは甲板の下に機械が設置されているタイプです。よーく見ると船首の甲板は2階建てになっています。

コスタデリチョーザを船首の客室窓の形で見分ける方法

船首の客室も個性が出る場所です。

• 窓しか無いタイプ
• バルコニーになっているタイプ
• 通路になっているタイプ

コスタデリチョーザは通路になっているタイプです。各デッキから船の進行方向を楽しむことができます。

コスタデリチョーザを船尾の形で見分ける方法

クルーズ船の船尾も特徴の現れる場所です。

主な船尾の特徴です

• ①海面からデッキまでのラインが内向け山形のタイプ
• ②海面からデッキまでのラインが外向け山形のタイプ
• ③ロープ巻上機などの機器設備が甲板に見えるタイプ
• ④ロープ巻上機などの機器設備が隠されているタイプ
• ⑤船尾に乗客がくつろげるデッキがあるタイプ
• ⑥船尾の施設が外観から分からないタイプ
• ⑦海面からデッキまでのラインが船尾の中ほどに向けて山形のタイプ

コスタデリチョーザの船尾の特徴は、④⑤⑥⑦です。山並みのラインです。個性的です。最上階は展望デッキになっているので気持ちよさそうです。

コスタデリチョーザを船尾甲板の位置で見分ける方法

ロープ巻上機などの機器設備がある甲板がどのくらいの位置にあるかもクルーズ船を識別できる特徴の1つです。

• 機器設備のある甲板が海面に近いタイプ
• 機器設備のある甲板が海面から遠いタイプ

コスタデリチョーザの船尾甲板の位置は、機器設備のある甲板が海面に近いタイプです。

コスタデリチョーザをブリッジの位置で見分ける方法

ブリッジの形や位置もこれまたクルーズ船の大きな特徴の1つです。

ブリッジの主な特徴です

• ブリッジのある位置（階）の違い
• ブリッジの窓のラインが一直線かそうで無いか（丸みがあるなど）
• ブリッジ左右の船の幅から出ている部分の長さの違い

コスタデリチョーザのブリッジはほぼ中央より上のデッキに位置しています。ブリッジは海側から中央に向けて若干丸みを帯びています。ブリッジ左右の船から出ている部分はほんのちょっとだけです。

コスタデリチョーザをファンネル（煙突）の形で見分ける方法

クルーズ船の煙突をファンネルと言います。ファンネルの形もそれぞれ特徴があります。一番特徴のある部分と言っても過言では無いくらいです。

ただ複雑なので近くで（望遠で拡大）見ないとよく識別できないのが難点ですが、コスタデリチョーザのファンネルは分かりやすいです。

コスタデリチョーザのファンネルの特徴です

• ホントに煙突が1本そびえています
• 楕円の形をした丸みがあります
• 黄色1色です

コスタデリチョーザをファンネル（煙突）マークで見分ける方法

ファンネル（煙突）のマークでクルーズ船を見分けることもできます

ファンネルのマークは大きいので識別しやすいです。

ファンネルマークで識別できるのは、普通はクルーズ船の会社です。

コスタデリチョーザのファンネルにはコスタークルーズを示す「C」のマークが見えます

コスタデリチョーザを船体の色で見分ける方法

クルーズ船の船体の色も個性があります。

一度塗られると長い間同じ色なので覚えやすいです。

コスタデリチョーザの船体の色は、白色です。コスタクルーズのクルーズ船は基本白色です。

コスタデリチョーザを船名を書いてある場所で見分ける方法

通常船には下記の場所に船名が書かれています。

• 船首の左右
• 船尾

クルーズ船は大きいのでデッキ上部にも船名が書かれている船もあります。

コスタデリチョーザも最上階のデッキに船名が書かれています。

コスタデリチョーザをデッキの階数で見分ける方法

クルーズ各船を見つけると何階建てだろうと、思わずデッキの階数を数えてみたりしませんか？同じ造りだから数えにくいですよね。

筆者がデッキの階数を数えるのは船体の色が変わるデッキからです。

当然ですが大きい船ほど階数が増える傾向があります。乗客の数が多いほど階数が増えます。

• コスタデリチョーザのデッキの階数：9階

コスタデリチョーザを船の側面で見分ける方法

客室部分てどの船も同じに見えますよね。

でも意外とクルーズ船の側面にも特徴があります。

実は結構デコボコしているのが分かります

• 救命艇のある場所の客室はちょっとヘコんでいたりします
• 救命艇の大きさなどによってもヘコみ具合が違います

コスタデリチョーザは救命艇のある前後の部分上にへこみがあります。船首と船尾はデッキとキャビンが同じラインです。船の中央で出ている部分の幅が短いです。

コスタデリチョーザをライフボート（救命艇）の位置と数で見分ける方法

ライフボート（救命艇）の位置と数でも見分けることができます。

小さめのライフボート（救命艇）を沢山積んでいるクルーズ船もあります。

基本は上甲板部分の左右に設置されています。

コスタデリチョーザは左右の前後にライフボート（救命艇）が10隻積んであります。

救命艇の色は黄色です。

コスタデリチョーザを独自の施設で見分ける方法

そのクルーズ船独自の設備があれば見分ける材料になります。

コスタデリチョーザの特徴は船室のバルコニーのガラスの色です。薄くて青い磨りガラスが各デッキを横長に統一されているので、客船特有の賃貸マンションぽく無いのが実にイイです。デザインが洗練されていると感じます。

コスタデリチョーザの日本に寄港するクルーズご紹介

実際に神戸港に寄港しているので、タイミングさえ合えばコスタデリチョーザの日本に寄港するクルーズツアーを見つけることは可能だと思われます。

コスタデリチョーザの日本を寄港するクルーズを探してみました。日本に寄港するクルーズツアーがいくつかありました。

参考にして下さい。

コスタデリチョーザのツアーを見る

コスタデリチョーザの客室について

コスタデリチョーザの客室（キャビン）は14種類見つかりました。

種類は豊富です。

コスタデリチョーザの客室を見る

コスタデリチョーザの船内施設について

コスタデリチョーザはデッカいクルーズ客船ですから、船内施設も豊富です。

覗いてみて下さい

コスタデリチョーザの船内施設を見る

コスタデリチョーザのデッキプラン

『コスタ デリチョーザ』のデッキプランです

デッキ数（階数）は11階もあります

デッキ1

デッキ2

デッキ3

デッキ4

デッキ5

デッキ6

デッキ7

デッキ8

デッキ9

デッキ10

デッキ11

コスタデリチョーザのデッキプランのPDFは　こちら　です

神戸港のクルーズ船入港予定を知る方法

神戸港に入港するクルーズ客船を事前に知る方法があります。

神戸市からチャンとホームページで広報されています。

神戸市の「客船入港予定」というページです

参考にして下さい。

前の港が外国の場合も多いです。よくクルーズ船の到着予定が変わります。

小まめにチェックをして下さい。

神戸港に入港したクルーズ客船の一覧

神戸港に入港したクルーズ客船で写真撮影してきた船の一覧をご紹介します。

船の名前をクリックすれば詳細記事にジャンプします。

気になるクルーズ客船を見つけて下さい。

日本のクルーズ客船

• にっぽん丸
• 飛鳥Ⅱ
• 飛鳥Ⅲ
• ミツイオーシャンフジ

世界のクルーズ客船

• シーボーンオデッセイ
• クイーンエリザベス号
• ノルウェージャンジュエル
• ウェステルダム
• MSCベリッシマ
• ダイヤモンドプリンセス
• スペクトラムオブザシーズ

神戸港に入港したクルーズ客船のランキングを、　神戸港に入港した世界のクルーズ客船の名前と大きさランキング　にて詳しくまとめています。参考にして下さい。

日本のクルーズ客船で瀬戸内海を運行しているのは『ガンツウ』というクルーズ客船もあります。二泊三日で50万円ほどの料金です。

まとめ

今日は神戸港に初入港したときの『コスタ デリチョーザ』をご紹介しました

全長約300ｍ、船の重さは約10万トンのイタリアのクルーズ客船です

次に向かった港は九州は長崎港です

お近くの港に『コスタ デリチョーザ』が寄港する機会があれば、是非見学にお出かけして下さい

じっくり夢を見てみるのも楽しいですね

世界一大きいクルーズ客船については、　【世界最大の豪華客船2024】第一位は全長365m乗船可能9900人　にて詳しくまとめています。参考にして下さい。

日本は島国です。全国津々浦々フェリーが運航されています。

日本のふぇりーについては、　【日本のフェリー】北海道から九州まで全国の航路と離島紹介　にて詳しくまとめています。参考にして下さい。

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