『登別地獄谷』。
北海道は支笏洞爺国立公園の景勝地です。
日和山の噴火活動によってできた爆裂火口跡です。
北海道旅行に行くなら1度は訪れたい人気の観光スポットです。
今も数多くの湧出口や噴気孔があります。
地獄内には「遊歩道」が設置されています。
北海道観光で訪れる観光スポット選択の参考にして下さい。
それでは詳しくお伝えします。
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登別地獄谷とは
地獄谷は北海道を代表する温泉地登別温泉にある源泉です。
日和山の噴火活動によってできた爆裂火口跡です。
「地獄谷」の名前の由来は、湧き出るお湯の泡を立てて煮えたぎる様子が「鬼の棲む地獄」のように見えることが由来のようです。
登別地獄谷の概要
- 直径450m
- 面積約11ｈａ
- 大地獄を中心に15の地獄
- 多種類の温泉が１日１万t湧出し、温泉街のホテルや旅館に給湯している
- 約1万年前に噴火した時の爆裂火口跡
登別地獄谷の場所
登別地獄谷の住所は、北海道登別市登別温泉町です。
グーグルマップはこちらです。
地獄谷入口にはパークサービスセンターがあります
有料ですがボランティアガイドの方と散策もできるみたいです。ここで確認してみましょう。
登別地獄谷の遊歩道で散策
登別地獄谷は遊歩道があるので安心して散策できます。
地獄谷のみなら30分くらいで散策できます。
木や草が全く育たない山肌が延々と続いています。大自然の息吹を感じる壮観な眺めです。
遊歩道は夜間も利用できてライトアップされるようです。登別温泉に宿泊されるなら足を運んで見たいですね。
白い蒸気もいたるところから噴き出しています
向こう側も見えないくらい蒸気が噴き出しているところもあります
鉄泉池
遊歩道の終点に近づいてきました。終点は何かを囲んで作られているようです
遊歩道に囲まれていたのは井戸みたいです。
実はこれ間欠泉です。間欠泉の名前は鉄泉池（てっせんいけ）です。
鉄線池のある場所は、地獄谷のほぼ中央です。鉄線池の温度は約80度です。
地獄谷で近づいてみられる間欠泉はここだけです。
地獄谷で見つけた薬師如来
遊歩道の途中に分かれ道と階段があります。その先にあるのは「薬師如来堂」です。の御堂の下から湧く温泉で目を洗った者の眼病が治ったという言い伝えがあるそうです。
地獄谷を良ーく目をこらしてみていると、いくつか石碑があるのが見つかります。1つズームして見ると「？地獄」と文字が掘られているのがわかりました。
でもこれが何なのかはどこを調べても分かりませんでした。
有料のボランティアガイドの方と一緒に散策もできるみたいなので、ガイドさんに教えてもらえるかもしれません。
遊歩道から回りを良く見ると、川を見つけました。
この川「三途の川」と呼ばれているそうです。
遊歩道の帰り道から登別温泉街のホテルが見えます。以外に近いです。
登別温泉9種類の源泉
登別温泉は日本の温泉100選にも選ばれています。
さらに登別温泉には非常に珍しい特徴があります。それは9種類もの源泉が湧き出ていることです。
登別温泉9種類の源泉がこちらです
- 硫黄泉（いおうせん）
- 食塩泉(塩化物泉)
- 酸性泉
- 芒硝泉（ぼうしょうせん）（硫酸塩泉）
- 石膏泉（せっこうせん）（硫酸塩泉）
- 鉄泉（含鉄泉）
- 明ばん泉（みょうばんせん）（含アルミニウム泉）
- 緑ばん泉（りょくばんせん）(含アルミニウム泉)
- 重曹泉（炭酸水素泉）
ホテルの成分表で確かめてみて下さいね
登別温泉の間欠泉
登別温泉にも間欠泉があります。
ここ登別温泉の間欠泉は運のいい人しか見えないと言われています。その理由は間欠泉の噴き出す時間間隔です。3時間おきに噴き出すそうです。
しかも1度噴き出すと50分も噴いているそうです。温度は80度らしいです。
何年ながら見ることは叶いませんでした。
登別の鬼にまつわるスポット
登別温泉を歩いていると至る所で「鬼」と出会います。なぜ登別温泉に鬼が？
何となく連想できそうですが、登別と言えば「地獄谷」、地獄と言えば「鬼」です。こうして登別温泉と鬼の関係が生まれたそうですよ。
中央自動車道の登別東インターチェンジを出ると、大きな赤鬼が出迎えてくれます。観光バスの方はアッという間ですからお見逃し無く・・
鬼が指している手の方向が登別温泉街です。
登別温泉の湯を守る神様が「湯鬼神（ゆきじん）」と言われています。
泉源公園
泉源公園には9つの鬼の金棒があります。
でも何度数えても8本しかありません。？？
実は1本は地中に埋まっているそうです。
余談ですがこの泉源公園の向こうに建っているホテル「第一滝本館」のロビーには大きな「大金棒」があるそうです。鬼の金棒にあやかりたい方は「第一滝本館」に宿泊がいいのでは・・
鬼の金棒（九金棒）のご利益
- 紫の金棒：立身出世
- 緑の金棒：金運上昇
- 黄色の金棒：良縁成就
- 赤の金棒：子孫繁栄
- 白の金棒：家庭円満
- 黒の金棒：商売繁盛
- 茶の金棒：学業成就
- 青の金棒：無病息災
- 地中に眠る金棒：大願成就
9つという数は9種類の源泉から来ているのでしょうか・・
参考：北海道観光情報
鬼の金棒の隣に建っている像は「鬼っ子象」と呼ばれているそうです。
泉源公園の向かいには赤鬼と青鬼が見守る鬼祠（ほこら）があります。2体の鬼は念仏鬼像といわれ、念仏鬼像を祀るための祠です。
街の中にも鬼の象を見つけました。登別温泉のキャラクターである鬼の「登夢くん」です。
読みは「とむ」です。
登別温泉の宿泊ホテル
登別温泉で宿泊施設を探されているなら「登別石水亭」はいかがでしょうか。
登別温泉街から少し離れた閑静な森の中にある大きなホテルです。
プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選にも選ばれています。
登別石水亭については、 【登別石水亭宿泊】プロが選ぶ日本のホテル旅館100選の宿 に宿泊したときの詳細をまとめています。参考にして下さい。
登別その他の観光スポット
大湯沼です。
登別地獄谷から歩いて20～30分くらいでしょうか。
沼のあちらこちらから蒸気が上がっています。
大湯沼川天然足湯です。
大湯沼から流れ出た川の中流にある足湯です。
大湯沼川天然足湯については、【天然足湯】大湯沼川の白く濁った温泉は徒歩でしか行けない の記事を参考にして下さい。
旅行に必要な情報の収集方法
旅行に必要な情報を探しやすいように関連するリンクを揃えてみました。
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旅行ガイドブック
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「日本旅大辞典1500」については、 【日本旅大辞典1500】47都道府県の観光スポットを一冊で紹介 で詳細をご紹介しています。
時刻表
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まとめ
今日は「登別地獄谷」をご紹介しました。
一度は行きたい北海道屈指の観光スポットです。
北海道旅行で訪れる名勝選択の参考にして下さい。
お役に立てると嬉しいです。
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