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【菊正宗酒造記念館】日本酒の利き酒やオリジナル化粧品を直売

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菊正宗酒造の見学施設「菊正宗酒造記念館」の入り口付近を撮影した画像
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こんにちは

日本酒は好きですか?

『菊正宗酒造記念館』で酒蔵見学。

日本一の酒所”灘”の銘酒『菊正宗』の蔵元です。

『菊正宗』は灘五郷の「御影郷」にある酒蔵です。

そこにある『菊正宗酒造記念館』は展示室で日本酒の製造工程を再現し見学できる施設です。

個人なら無料で見学出来ます。

日本酒ファンで無くても是非一度見学してみたいものです。

それではお出かけしてみましょう

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菊正宗酒造とは

万治二年(1659年)、徳川四代将軍家綱の時代。
材木商として活躍していた嘉納治郎太夫宗徳が、当時、先端の製造業であった酒造業に手を広げ、本宅敷地内に酒蔵を建て、酒造業を本格的に開始。ここに菊正宗360余年の歴史が始まりました。

旧酒造記念館は、1659年(万治2)に神戸・御影の本嘉納家本宅屋敷内に建てられた酒蔵を、昭和35年に現在の地に移築し、酒造記念館として保存・一般開放していたものです。

阪神淡路大震災後、4年後の平成11年1月25日に復興オープン。生まれ変わった記念館は、地上2階建て、耐火・耐震構造を備え、延床面積(既設「参考室」含む)1,400m²。屋根は本瓦葺、外壁や辻塀は焼杉板張り使用で伝統的な酒蔵をしのばせています。そして館内では、旧酒造記念館の柱や梁に使われていた、樹齢400年以上も経た柱や梁が随所に復活。現在では、年間10万人以上の来館者を酒造りの世界へといざないます。

350年以上変わることなく伝え継がれた「酒造り」への熱い思いを、心ゆくまで体感して下さい。(参考 菊正宗 菊正宗酒造記念館)

菊正宗酒造記念館の場所・アクセス

菊正宗酒造記念館の住所は、神戸市東灘区魚崎西町1-9-1です

電車で行くと阪神電鉄「魚崎駅」または六甲ライナー「南魚崎駅」より徒歩10分です。

「魚崎駅」から海側です

酒蔵までの街の景色

菊正宗酒造記念館まで街中を歩くのも楽しいです

さすがに灘五郷です

至る所にお酒に関連する案内板を見かけます

この灘の酒蔵の案内板は頼りになります

酒蔵の街です

近所のお店も酒蔵に似せているお店がありました

これはドラッグストアです

こちらはローソンです

オシャレですね

日本酒の分類

日本酒を購入する時にラベルを見ると「大吟醸」「純米吟醸」「本醸造」などの文字を見ませんか?

これらが日本酒の分類にあたります。

日本酒の分類の仕方は次の2つで決まります。

  • 醸造アルコールが入っているか
  • 精米歩合(お米を何%磨いているか)

醸造アルコールが入っているお酒の分類

醸造アルコールが入っているお酒の分類は醸造アルコールの含まれる%と精米歩合で決まります

  • 普通酒(醸造アルコール10%以上、醸造アルコール10%以下で精米歩合下記以外)
  • 本醸造酒(醸造アルコール10%以下かつ精米歩合70%以下)
  • 吟醸酒(醸造アルコール10%以下かつ精米歩合60%以下)
  • 大吟醸酒(醸造アルコール10%以下かつ精米歩合50%以下)

醸造アルコールが入っていないお酒の分類

醸造アルコールが入っていないお酒の分類は精米歩合で決まります

  • 純米酒(精米歩合60%より上)
  • 純米吟醸酒(精米歩合60%以下)
  • 純米代吟醸酒(精米歩合50%以下)

日本酒は米、水、麹を原料にして作られます。これを「純米酒」といいます。「純米」と記載がない日本酒は、醸造アルコールが加えられています。

醸造アルコールとは、デンプン質物や含糖質物から醸造されたアルコールです。これを適量加えると、香りが高くすっきりとした味わいになるのと、清酒の香味を劣化させる乳酸菌の増殖を防止する役割もあります。

菊正宗酒造の銘柄一覧

菊正宗酒造のお酒の銘柄をお伝えします

菊正宗酒造の銘柄はスーパーでもよく見かけますね

今日は1本でも買って帰りたいと思います

吟醸酒の銘柄です

純米酒の銘柄です

本譲造酒の,銘柄です

生酛造りの銘柄です

樽酒の銘柄です

普通酒の銘柄です

リキュール・スピリッツの銘柄です

化粧品です

その他の商品です

菊正宗の銘柄は多いですね

アマゾンなどで検索するとお酒と化粧品が一緒に表示されますね

『菊正宗酒造記念館』のパンフレット

『菊正宗酒造記念館』のパンフレットです

入り口入って右手の受付にパンフレットが置いてあります

『菊正宗酒造記念館』にある日本酒酒造展示室の工程順

パンフレットの真ん中にある見学順序の工程順です

工程は全部で8つあります

  • ①会所場
  • ②洗場
  • ③釜場
  • ④麹室
  • ⑤酛場
  • ⑥造蔵
  • ⑦槽場
  • ⑧囲場

『菊正宗酒造記念館』の見学順路

それでは工程を順に見学していきましょう

順路の矢印に沿って進んでいきます

会所場:かいしょば

杜氏を筆頭に酒造りに従事する職人が生活した部屋。

良い酒造には、寒冷な時間帯での作業が必要なため、職人の酒蔵での生活は、夜中2時半起床、夕刻6時就寝と昼夜逆転した生活が続きます。

洗場:あらいば

精米した白米を踏み洗いする所です。

大量のお米(1日約2トン)を3時間かけて真冬に素足で踏んで洗います。冬の水は冷たく辛い作業です。

釜場:かまば

かまどを設け大釜でお湯を沸かしその上に甑(こしき)を載せて米を蒸します。

できあがった蒸米(むしまい)は熱いので、わらぐつを履いて甑の中に入り、すぐに取り出して冷まします。深夜~早朝にかけて作業が行われます。

麹室:こうじむろ

麹を育てる部屋。

冬でも高温多湿。釜場で造った蒸米(むしまい)を「麹室」の中に入れ、こうじ菌の胞子(種麹)を振りかけ繁殖させます。

こうじ菌が出す酵素が米のでんぷんをブドウ糖にかえてくれます。

酛場:もとば

酛(もと)は、日本酒の元になり、酒母(しゅぼ)とも言います。

半切り桶に米麹(こめこうじ)、蒸米(むしまい)、水を入れ、櫂ですり潰し、酒酵母を育てます。

米、米麹、水から酛を造る、生酛(きもと)造りは、丹波杜氏秘伝の技です。温度管理の為、樽の中に熱いお湯を入れた「暖気樽」を使います。「生酛造り」で育てた酒酵母は、発酵力が強く、辛口のお酒の元となります。

造蔵:つくりぐら

生酛(きもと)造りで、造った酛に、米麹(こめこうじ)、蒸米(むしまい)と水を3回、添え・仲(なか)・留め、に分けて追加【三段仕込】して発酵させます。(ブドウ糖を酒酵母が取り込んでアルコールを造ります。)

約3時間でアルコール分約20%の原酒となる醪(もろみ)ができあがります。

槽場:ふなば

熟成した醪(もろみ)を酒袋に詰め、坂槽(さかぶね)に重ねてしぼります。【圧搾(あっさく)】

醪運びと粕離(かすはがし)は重労働で、醪仕込みと酒搾りの重なる期間、蔵内は最も忙しい時間を迎えます。しぼりあがった酒は白く濁っているので1週間かけて固形分を沈殿させます。

囲場:かこいば

囲桶で半年から1年熟成期間をおき香味のバランスを整えます。【貯蔵】

ひと夏を越え、晴れて秋に菊正宗の清酒になります。

工程の合間合間にも大小のおけが展示されています

様々なおけが所狭しと置いてあります

文化財展示室もあります

日本中のぐいのみ?が飾られています

鮮やかです

1階に下りてくるとビデオを見るコーナーも用意されています

菊正宗生酒の試飲コーナー

1階に下りると直売コーナーの一角に試飲できるコーナーがありました

この日は2種類のお酒を試飲できました

非売品の「生原酒」は口当たりがイイです

菊正宗のきき酒コーナーで注いでくれるお酒は量が多いです

2杯でも酔いそうです

菊正宗の限定品が買える直売コーナー

直売コーナーは広いです

もちろんお酒だけで無く、お酒からできる化粧品の種類も豊富です

お酒のつまみも沢山売っていますよ

試飲したレモンのお酒です

今日はこれを買いました

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御影郷にあるその他の蔵元

神戸酒心館があるのは灘五郷の1つ御影郷です。御影郷にあるその他の蔵元をご紹介します。

神戸酒心館「福寿」

銘柄「福寿」の蔵元は神戸酒心館です。

神戸酒心館の見学施設については、 【神戸酒心館福寿の蔵元】見学に予約が必要な本物の酒蔵施設 で詳細をまとめています。

白鶴酒造

日本一の売上を誇る白鶴です。

白鶴の見学施設については、 【白鶴酒造資料館見学】酒造り製造工程を人形展示で見せる! で詳細をまとめています。

甲南漬本店

奈良漬で有名な甲南漬です。

甲南漬もれっきとした灘五郷の酒蔵の1つです。

甲南漬の見学施設については、 【甲南漬本店武庫の郷見学】漬物のお店も灘五郷酒蔵の1つ で詳細をまとめています。

大黒正宗直営店「十一代目又四郎」

酒蔵安福又四郎商店の直営店「十一代目又四郎」があります。

【大黒正宗直営店】十一代目又四郎の蔵元は酒蔵

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まとめ

今日は灘五郷の1つ「御影郷」にある、菊正宗酒造記念館をご紹介しました

展示室で酒造りの工程を見て回ることができる施設です

もちろん直売コーナーもあるので、オリジナルグッズや絞りたてのお酒も購入することができます

試飲もできると思うので、お車で無い方は楽しみにして下さい

是非一度足を運んで見て下さい

住吉川を挟んだ東側には、浜福鶴吟醸工房があります。歩いて10分くらいですから、両方を見学するとより楽しいですよ

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