あなたは阿津川辰海(あつかわたつみ)さんをご存知ですか
恥ずかしながら私は存じ上げておりませんでした
阿津川辰海さんは作家です
私は今回、阿津川辰海さんの『透明人間は密室に潜む』を読んで初めてそのお名前を知ることになりました
結論から先にお伝えします
久しぶりに本当にメチャメチャ面白い小説に出会えました
あっという間に読み終えました
是非1度読まれてはいかがでしょうか。
それではお伝えします
読書の楽しみ方
小説・雑誌・まんがも読める
明かりが無くても本が聴ける
圧倒的に早く本が読める
阿津川辰海さんのプロフィール
ところで阿津川辰海さんとはどのような方なのでしょうか
阿津川辰海(あつかわ・たつみ)
1994年、東京都生まれ。東京大学卒。2017年、『名探偵は嘘をつかない』が、光文社の新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」に選ばれ、デビュー。作品に『星詠師の記憶』『紅蓮館の殺人』がある。
透明人間は密室に潜む より
私から見たらメチャメチャお若い方です
小説【透明人間は密室に潜む】のご紹介
なぜ私が今回『透明人間は密室に潜む』を手に取ったかと言いますと、ズバリそのタイトルです
「透明人間」というタイトルに誘われてしまいました
昔から「透明人間」というタイトルの付いている映画を色々観てきました
そんな影響からか、なんとなくドキドキして誘われませんか
内容は全く知りませんでした
『透明人間は密室に潜む』の内容です
『透明人間は密室に潜む』
本格ミステリの魅力と可能性に肉薄する4編。
透明人間による不可能犯罪計画。裁判員裁判Xアイドルオタクの法廷ミステリ。録音された犯行現場の謎。クルーズ船内、イベントが進行する中での拉致監禁ーー。
絢爛多彩、高密度。ミステリの快楽を詰め込んだ傑作集!
光文社公式サイトより
光文社のこの書籍紹介文はわざとあっさりと書かれているのでは無いかと思ってます
これだけ読んでもどんなミステリかも分かりませんね
でも最後に記載されている「絢爛多彩、高密度。ミステリの快楽を詰め込んだ」の部分に着目です
この表現は的を得ています
4編のタイトルをご紹介しておきます
- 透明人間は密室に潜む
- 六人の熱狂する日本人
- 盗聴された殺人
- 第13号船室からの脱出
小説【透明人間は密室に潜む】を読んだ感想
私は本を読むのが大好きです
年間200冊は読んでいるかと思います
ジャンルは幅広いです、ビジネス書、お金の本、知識の本、小説などなどです
小説は一冊読み終わるのに3~6日くらいですね
今回の小説【透明人間は密室に潜む】は読み始めたら最後、止められませんでした
あっという間に読み終わってしまいました
4編とも飛び抜けて面白いです
こちらの思う裏の裏をかいていかれます
続きを希望するなら、『盗聴された殺人』に出てくるヒロインを主人公にした新たなミステリを用意してほしいですね
・スピード感 ★★★★★
・読みやすさ ★★★★★
・やられた感 ★★★★★
引き続き阿津川辰海さんの小説を読み続けてみたい
せっかくですので私が引き続き読んでみたい阿津川辰海さんの小説をご紹介しておきます
紅蓮館の殺人
一つ目は紅蓮館の殺人です
☆☆ミステリランキング続々ランクイン!☆☆
東大ミス研出身の25歳の挑戦状は、驚愕必至!
「2020本格ミステリ・ベスト10」(原書房)国内ランキング 第3位
「ミステリが読みたい!2020年度版」(ハヤカワミステリマガジン)国内篇第5位
「このミステリがすごい!2020年度版」(宝島社)国内編第6位
全焼まで、残り35時間。
館に山火事迫る!
殺人の真相を解き明かし、絡繰だらけの館から脱出せよ。
山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕とゆうじんはの葛城は、落雷による山火事に遭遇。救助を待つうち、館に住みつばさと仲良くなる。
だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。
これは事故か、殺人か。葛城は真相を推理しようとするが、住人や他の避難者は脱出を優先するべきだと語りーー。
タイムリミットは35時間。
生存と真実、選ぶべきはどっちだ。
講談社BOOK倶楽部公式サイトより
気になりますよね
追記 紅蓮館の殺人を読み終えましたのでお薦めポイントをお伝えします
普段小説などを斜め読みされる方は、この小説の斜め読みはやめておいた方がよいです
文庫本の裏表紙に書かれているとおり最初に女性が亡くなるのですが、亡くなった場面はしっかりイメージできるように読んで置いて下さいね。後できいてきます
名探偵は嘘をつかない
二冊目は名探偵は嘘をつかないです
「ただいまより、本邦初の探偵弾劾裁判を開廷する!」
彼が本当に嘘をついていないのか、それは死者を含めた関係者によって、あきらかにされる!名探偵・阿久津透。その性格、傲岸不遜にして冷酷非情。妥協を許さず、徹底的に犯人を追い詰める。しかし、重大な疑惑が持ちあがった。それは、彼が証拠を捏造し、自らの犯罪を隠蔽したというものだったーー。
これは阿津川辰海さんのデビュー作ですね
蒼海館の殺人
最後は蒼海館の殺人です
館が沈めば、探偵も、犯人も、全員死ぬ
濁流押し寄せる館の連続殺人。雨が止むころ、僕らは生きているのか。
2019年『紅蓮館の殺人』(講談社タイガ)がスマッシュヒットを記録し、2020年『透明人間は密室に潜む』(光文社)が続々ランクインの26歳による最高傑作!
学校に来なくなった「名探偵」の葛城に会うため、僕はY村の青梅館を訪れた。
政治家の父と学者の母、弁護士にモデル。名士ばかりの葛城の家族に明るく歓迎され夜を迎えるが、激しい雨が降り続くなか、連続殺人の幕が上がる。
刻々とせまる洪水、増える死体、過去に囚われたままの名探偵、それでもーー夜は明ける。
新鋭の最高到達地点はここに、精美にして極上の本格ミステリ。
講談社BOOK倶楽部公式サイトより 一部抜粋
どうやら一つ目の本と主人公が同じようですね。楽しみです
阿津川辰海さんの小説一覧
阿津川辰海さんの小説一覧をお伝えします
館四重奏シリーズ
- 紅蓮館の殺人(2019年9月)
- 蒼海館の殺人(2021年2月)
その他の小説
- 名探偵は嘘をつかない(2017年6月)
- 星詠師の記憶(2018年10月)
- 透明人間は密室に潜む(2020年4月)
- 入れ子細工の夜(2022年5月)
- 録音された誘拐(2022年8月)
- 午後のチャイムが鳴るまでは(2023年9月)
参考 ウィキペディア
太字は読んだ作品です
阿津川辰海さんの作品からお気に入りを見つけて下さい
まとめ
個別のおすすめ小説はこちらに詳細をまとめています。
いかがだったでしょうか
今日は阿津川辰海さんの『透明人間は密室に潜む』をご紹介しました
私は阿津川辰海さんの本はまだ一冊しか読んでおりませんが、だまされたと持って読んでみて下さい
極上の面白さです