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【話題の新刊本小説】面白い作品感動作品を発行日順にご紹介

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こんにちは完とミキです

私たちが最近読んだ書籍の中からここ2~3年の間に発売された新刊本の読後感想をお伝えいたします。

まだ読まれていない方の参考になればと思います

見出しの日付はアマゾンで表示されている発売日を参考にしています

文庫本で読んだ時は文庫本の発売日です

発売日の新しい物順に並べています

おすすめ度は星の数で三段階にします

★★★ 是非是非読んでほしいです。

★★  小説好きなら読んでほしいです。

★   他に読む小説が無ければ読んでみて下さい。

お役に立てると嬉しいです。

星三つの中でもとびっきり感動した小説は 【面白い小説】誰が読んでも本当に感動する小説ベスト100! にまとめています。是非読んでみて下さい

それではお伝えします

読書の楽しみ方
小説・雑誌・まんがも読める

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圧倒的に早く本が読める
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星の数を決める読書の嗜好

そもそも私の読書の傾向というか嗜好をお伝えしないと伝わりにくいですよね

基本は推理、ミステリー、犯罪物、ビジネス書何でも読みます

面白かった本の作者の新刊がでれば読んでみようとしています

私の嗜好傾向です

  • 一番感銘を受けた小説は「横道世之介」
  • ちょっと不思議な話、ファンタジー系を好みます
  • 涙を誘う小説も好きです
  • 後味スッキリの小説が好きです
  • 翻訳物の小説はあまり読みません
  • 世間でおすすめとあれば読んでみます

2024年度出版された書籍をご紹介

2024年度に出版された書籍を読んだ感想です。

冬に子供が生まれる:佐藤正午

著者は佐藤正午さん 2024/1/30

解説あらすじ

その年の七月、丸田君はスマホに奇妙なメッセージを受け取った。
現実に起こりうるはずのない言い掛かりのような予言で、彼にはまったく身におぼえがなかった。送信者名は不明、090から始まる電話番号だけが表示されている。
彼が目にしたのはこんな一文だった。

今年の冬、彼女はおまえの子供を産む

これは未来の予言。起こりうるはずのない未来の予言。

『月の満ち欠け』から七年、かつてない感情に心が打ち震える新たな代表作が誕生。読む者の人生までもさらけ出される、究極の直木賞受賞第一作!

おすすめ度 ★★

佐藤正午さんのファンなら読んでみて損はないでしょう。今度は宇宙人?です。

リンク先を用意しておきます

彷徨う者たち:中山七里

著者は中山七里さん 2024/1/26

解説あらすじ

在りし日の友情と恋。立ちはだかる悔恨と贖罪。
選ぶべき自分は刑事か、友か――

災害公営住宅への移転に伴い解体作業が進む仮設住宅の一室で見つかった他殺体。発見場所は出入り口がすべて施錠された完全密室、被害者は町役場の仮設住民の担当者だった。
宮城県警の笘篠誠一郎刑事と蓮田将悟刑事は仮設住民と被害者とのトラブルの可能性を想定し、捜査にあたる。そこで遭遇したのは、蓮田にとって忘れがたい決別した過去に関わる人物だった――。

おすすめ度 ★★

人気シリーズの3部作、堂々の完結編です

リンク先を用意しておきます

中山七里さんのおすすめ小説はこちらです

【中山七里の書籍】映画化・ドラマ化もされるどんでん返し作品

成瀬は信じた道をいく

著者は宮島未奈さん 2024/1/24

おすすめ度 ★★

小説の表紙のイラストに惹かれて手に取りました。堂々と腕組みしてちょっと上目目線で見ているところが気に入ってます。

手に取って始めて本屋大賞を受賞した「成瀬は天下を取りに行く」の続編であることを知りました。

先に続編から読んでもいいかと思って読んでしまいました。

何とも言えず素敵なキャラクターです。

さっそく前作を読んでみたくなりました

猿の戴冠式:小砂川チト

著者は小砂川チトさん 2024/1/17

解説あらすじ 参考アマゾン

第170回芥川龍之介賞候補作。

いい子のかんむりは/ヒトにもらうものでなく/自分で/自分に/さずけるもの。

ある事件以降、引きこもっていたしふみはテレビ画面のなかに「おねえちゃん」を見つけ動植物園へ行くことになる。言葉を機械学習させられた過去のある類人猿ボノボ”シネノ”と邂逅し、魂をシンクロさせ交歓していく。
――”わたしたちには、わたしたちだけに通じる最強のおまじないがある”。

”女がいますぐ剥ぎ取りたいと思っているものといえば、それは〈人間の女の皮〉にちがいなかった。女は人間の〈ふり〉をして、ガラスの向こう側にたっている”

おすすめ度 ★

本の表紙に惹かれてしまいました。

最初の数頁でやっぱり自分には合わないなと思いながら読みました。

芥川賞候補作がお好きな方にはおすすめなんだと思います。

リンク先を用意しておきます

2023年度出版された書籍をご紹介

2023年度に出版された書籍を読んだ感想です。

一億円の犬:佐藤青南

著者は佐藤青南さん 2023/11/15

この犬さえいれば、人生勝ち組――
人間の欲望と犬の純真が交差したとき、噓・罪・謎が加速する。
疾走感No.1作家が放つ、傑作サスペンス!

六本木のセレブ妻という設定で、SNSにマンガ〈保護犬さくら、港区女子になる〉を投稿している梨沙。ある日、出版社の編集者から書籍化のオファーが来る。動画サイトで人気になれば億単位の収入も夢ではないという。年収一億円を夢見る梨沙は大胆な行動に出るが、想定外の“事件”に巻き込まれ……。
殺人者は誰か、噓をついているのは誰か? 一度読みだしたらページをめくる手が止められない、疾走感満点の傑作長編ミステリー!

アマゾン

おすすめ度 ★

佐藤青南さん前作の「犬を盗む」が好きだったので今回も読んでみました。

主人公がSNSを投稿する理由にピンと来る物がなかったので感情移入しにくかったかもと思ってます。

表紙の犬は可愛いです

球形の囁き:長岡弘樹

著者は長岡弘樹さん 2023/8/18

解説あらすじ

45万部超のヒット作となった『傍聞き』の表題作で、主人公を務めたシングルマザー刑事の啓子と、一人娘の菜月。
新聞記者になることが将来の夢だった小六の菜月が高校生、大学生となり、そして夢を叶えたなかで数々の事件に遭遇する。
母娘の際立つ推理力が導き出した、難事件の真相とは?
前作『緋色の残響』に続く、母娘シリーズ短編集の最新刊!

おすすめ度 ★★★

傍聞きシリーズが完結を迎えます

物語は5編の作品です

  • 緑色の暗室
  • 球形の囁き
  • 路地裏の菜園
  • 落ちた焦点
  • 黄昏の筋読み

作品全体を通して時間の経過が早いです

長岡弘樹さんのおすすめ小説はこちらで詳しくご紹介しています。【長岡弘樹の書籍】人気の代表作は『教場』に『傍聞き』! 是非読んでみて下さい

あなたには、殺せません: 石持 浅海

著者は石持 浅海さん 2023/7/10

解説あらすじ

論議で犯罪発生を未然に防ぐ!?
新感覚の倒叙ミステリ短編集

「犯人だって、好きで犯罪に走ろうとしているわけではありません。必ず迷いがあります。その段階でうちに来てもらえれば、犯罪の発生を未然に防ぐことができます」――そのNPO法人には、罪を犯すか悩む人が相談にやってくる。相談員はそんな犯罪者予備軍たる人々から聞き出した犯行計画の穴を次々と指摘していく。不備を突かれた者たちの殺意は、果たして本懐を遂げるのか。犯罪発生を未然に防ぐ!? 新しい形の倒叙ミステリ短編集!(アマゾンより)

おすすめ度 ★★★

設定がユニークです。今まで読んだこと無い設定で引き込まれますよ

物語は全部で5編の作品です

  • 五線紙上の殺意
  • 夫の罪と妻の罪
  • ねじれの位置の殺人
  • かなり具体的な提案
  • 完璧な計画

石持浅海さんのおすすめ小説はこちらで詳しくご紹介しています。 【石持浅海おすすめ小説】倒叙ミステリーの鮮やかな手腕! 是非読んでみて下さい

獣の夜:森絵都

著者は森絵都さん 2023/7/7

解説あらすじ

原因不明の歯痛に悩む私が訪れた不思議な歯医者(『太陽』)。女ともだちをサプライズパーティに連れ出す予定が……(『獣の夜』)。短編の名手である著者が、日常がぐらりと揺らぐ瞬間を、ときにつややかにときにユーモラスにつづった傑作短編集。

おすすめ度 ★★★

森絵都さん久しぶりの小説です

物語は全部で7編の作品です

  • 雨の中で踊る
  • Dahlia
  • 太陽
  • 獣の夜
  • スワン
  • ポコ
  • あした天気に

森絵都ワールド全開です

殺戮の狂詩曲:中山七里

著者は中山七里さん 2023/3/27

解説あらすじ

累計50万部突破、リーガルミステリーの最高峰「御子柴弁護士」シリ―ズ。

【偽善という言葉から、これほど遠い小説はない】

高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。好人物を装っていた介護職員の心中に渦巻く邪悪。最低な被疑者への弁護を名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が、胸に秘める驚愕の企みとは?

ミステリーという技法を用いることによってのみ可能な、命あるものへの賛歌である。―杉江松恋(文芸評論家)

おすすめ度 ★

この小説と同様に実際にあった事件を元に書かれている作品が多いなと感じています。

いったい、どこで主人公の「御子柴礼司」と結びつくのかと思っていたら、最後の最後に繋がりました。

物語の筋書き上、最初に人を○ろすシーンが続きます。苦手な方は避けた方がイイです。

中山七里さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

星くずの殺人:桃野 雑派

著者は桃野 雑派さん 2023/2/22

解説あらすじ

ロケット重版続々!
日本で、世界で、そして宇宙でニュータイプミステリーと話題!

江戸川乱歩賞受賞第一作
無重力に浮かぶ首吊り死体
死を呼ぶ宇宙ツアーが始まった

令和のディクスン・カー(候補)が打ち上げる“天上”最高のゲーム! 法月綸太郎
地球を見下ろす、宇宙的ホワイダニットに震えた。 大森望

完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル『星くず』についた途端見つかった死体。それも無重力空間で首吊り状態だった。添乗員の土師(はせ)穂稀(ほまれ)は、会社の指示に従いツアーの続行を決めるが――。
一癖も二癖もある乗客、失われる通信設備、逃げ出すホテルスタッフ。さらには第二の殺人まで起きてしまう。帰還を試みようとすると、地上からあるメッセージが届き、それすら困難に。『星くず』は宇宙に漂う巨大密室と化したのだった。

おすすめ度 ★

設定が面白です。

宇宙が舞台のミステリーなのが新鮮です。

祝祭のハングマン:中山七里

著者は中山七里さん 2023/1/10

解説あらすじ

法律が裁けないのなら、他の誰かが始末する。
司法を超えた復讐の代行者――それが〈私刑執行人(ハングマン)〉
現代版〝必殺〟ここに誕生!

警視庁捜査一課の瑠衣は、中堅ゼネコン課長の父と暮らす。ある日、父の同僚が交通事故で死亡するが、事故ではなく殺人と思われた。さらに別の課長が駅構内で転落死、そして父も工事現場で亡くなる。追い打ちをかけるように瑠衣の許へやってきた地検特捜部は、死亡した3人に裏金作りの嫌疑がかかっているという。父は会社に利用された挙げ句、殺されたのではないか。だが証拠はない……。疑心に駆られる瑠衣の前に、私立探偵の鳥海(とかい)が現れる。彼の話を聞いた瑠衣の全身に、震えが走った――。

おすすめ度 ★★★

あらすじに有るように、現代の「必殺」です。

映像化されそうな期待感があります

主人公の性格にちょっとイライラさせられますが、面白いです。

中山七里さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

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2022年度出版された書籍をご紹介

2022年度に出版された書籍を読んだ感想です。

赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。:青柳 碧人

著者は青柳 碧人さん 2022/10/20

解説あらすじ

前作『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』でミステリー界に衝撃のデビューを果たした赤ずきんに相棒ができました。
その名はピノキオ! とある目的があって一緒に旅をするのですが、ゆく先々でまたもや事件が発生します。
『白雪姫』『ハーメルンの笛吹き男』『三匹の子豚』……。
世界のみんなが知っている童話をベースにした連作本格ミステリ第二弾。
今作も、あの決め台詞が炸裂します。

おすすめ度 ★★★

青柳さんの昔話タイトルシリーズは大好きです。

今回も面白です。

赤ずきんの旅の目的もイイです。

方舟:有木春夫央

著者は有木春夫央さん 2022/9/17

おすすめ度 ★★★

間違いなく傑作です。

面白いです。

ビックリ仰天。

閉所恐怖症、暗闇恐怖症の方は、よくよく覚悟を持って読んで下さい

新! 店長がバカすぎて:青柳 碧人

著者は早見 和真さん 2022/8/31

解説あらすじ

宮崎の山奥に異動になっていた山本猛元店長が、 三年ぶりに、吉祥寺本店に店長として復帰した。
張り切る店長だが、相変わらず、人を苛立たせる天才だ。しかし京子は、心の中で「お帰りなさい」とつぶやいた。
そんな中、本や書店を取り巻く環境はますます厳しくなってきたが、 それでも京子は、新人作家の才能に出逢い、打ちのめされ、 好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っています。
スタッフの磯田さんや、覆面作家だった大西先生や神楽坂で小料理屋を営む親父さんや、優しき先輩たちに、応援を受けながら――。
小説と書店の未来を、仕事の意味を、生きる希望を改めて深く問い直す、第二弾。

おすすめ度 ★

全作の続きです。

全作が面白すぎたのかもしれません。今回も似たようなストーリーになってしまったように思えてしまいました。

それでも本や書店が好きになるには十分です。

全作を必ず先に読んで下さいね。

此の世の果ての殺人:荒木あかね

著者は荒木あかねさん 2022/8/23

解説あらすじ

第68回江戸川乱歩賞受賞作。

史上最年少、選考委員満場一致。
「大新人時代」の超本命!

本格ミステリーの骨法もよく心得ている――綾辻行人
特A、もしくはA+、もしくはAA――月村了衛
二人の女性のバディ感が最高に楽しい――柴田よしき
極限状況で生きてゆくひとが、愛しくなる――新井素子
非日常を日常に落とし込む、その手捌きは実に秀逸である――京極夏彦

―滅びゆく世界に残された、彼女の歪んだ正義と私の希望
正義の消えた街で、悪意の暴走が始まったー

小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車のトランクを開けると、滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める――。

おすすめ度 ★★

これ面白です。

もうすぐ地球に隕石が衝突する設定の小説は意外に多いです。

この小説は、人々の暮しや街の状況のイメージが、ストンと伝わってきます。

ホントにこんな感じかもと思わせてくれます。

珈琲店タレーランの事件簿 8 願いを叶えるマキアート:青柳 碧人

著者は岡崎 琢磨さん 2022/8/4

解説あらすじ

10周年記念!
累計250万部突破《珈琲店タレーランの事件簿》シリーズ、最新作

「いまから私が、すべての謎を解き明かしてみせます――犯人は、この中にいる」

平安神宮前の岡崎公園で開催されるコーヒーイベント。
バリスタの切間美星とアオヤマが再び事件に巻き込まれる!

(あらすじ)
珈琲店《タレーラン》のバリスタ兼店長である切間美星と、恋人として正式にお付き合いを始めたアオヤマ。そんな折、二人は京都で開催されるコーヒーの飲み比べイベントに出店することとなった。かつて関西バリスタ大会で競った《イシ・コーヒー》なども参加しており、懐かしい顔ぶれとも再会するなか、初日から何者かによる妨害事件が発生。翌日には《タレーラン》にも魔手が……。

おすすめ度 ★

いつの間にか、このシリーズ事件簿も「8」になってしまいました。

今日も美味しいコーヒーを飲みながら読みたいですね。

始めてこのシリーズを読まれる方は、せめて1作目は先に読んでおいた方がイイです。

クローゼットファイル 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介:川瀬 七緒

著者は川瀬 七緒さん 2022/7/27

解説あらすじ

隠しても隠せない。服がすべてを自白してしまう。真犯人も、知りたくなかった過去も。
こんな解決見たことない! 迷宮入り事件を次々に看破する仕立屋探偵が挑む、6つの事件。

捨て子の着衣のリメイク痕、中学生の制服の不自然なシワ、饒舌に語り出すヴィンテージ生地ーーこの男には、人に見えない真相が見える。
大好評『ヴィンテージガール』に続く、仕立屋探偵・桐ヶ谷京介の事件簿!

桐ヶ谷京介
名だたるハイブランドと職人、町工場とのマッチングを行う服飾ブローカー。服飾と美術解剖学の達人。共感度が高すぎて涙もろい。

おすすめ度 ★

このシリーズも大好きです。

ホントに服装だけで、その人のことが分かるのだろうかと思いながら、でもありそうに思えるのがイイとろです。

前作を先に読んでおいた方がイイです。

幻告:五十嵐 律人

著者は五十嵐 律人さん 2022/7/27

解説あらすじ

裁判所書記官として働く宇久井傑(うぐい・すぐる)。ある日、法廷で意識を失って目覚めると、そこは五年前――父親が有罪判決を受けた裁判のさなかだった。冤罪の可能性に気がついた傑は、タイムリープを繰り返しながら真相を探り始める。しかし、過去に影響を及ぼした分だけ、五年後の「今」が変容。親友を失い、さらに最悪の事態が傑を襲う。未来を懸けたタイムリープの果てに、傑が導く真実とは。リーガルミステリーの新星、圧巻の最高到達点!

おすすめ度 ★★★

タイムリープ物が好きな人には、絶対おすすめです。

過去の影響で、未来が変わっていくシーンが見物(読み所)です。

最後も気に入ってます。

五十嵐 律人さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

死神さん 嫌われる刑事:大倉崇裕

著者は大倉崇裕さん 2022/7/7

解説あらすじ

看護師が筋弛緩剤を患者に投与した。強盗犯が家主を殴打した。二人組が金欲しさにスーパーの店員を刺した。男が逆恨みから一家三人を襲った――そう警察が結論付けた殺人事件がすべて無罪に。警視庁の儀藤は再捜査で真相を突きとめることができるのか。死神と疎まれる一匹狼が証拠を一から洗い直す執念と比類なき推理力で躍動する傑作推理小説。

おすすめ度 ★

このシリーズも大好きです。

前作と関連性はありませんが、登場人物の人物像などを前提条件として頭に入れておいた方がより楽しめます。物語の世界観を掴むにも前作を先に読んでおいた方がイイです。

大倉崇裕さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

カインの傲慢 刑事犬養隼人:中山 七里

著者は中山 七里さん 2022/6/10

解説あらすじ

命の値段を考えたことがありますか? 警察医療ミステリ!

臓器を抜き取られ傷口を雑に縫合された死体が、都内で相次いで発見された。司法解剖と捜査の結果、被害者はみな貧しい環境で育った少年で、最初に見つかった一人は中国からやってきたばかりだと判明する。彼らの身にいったい何が起こったのか。
臓器売買、貧困家庭、非行少年……。いくつもの社会問題が複雑に絡み合う事件に、孤高の敏腕刑事・犬養隼人と相棒の高千穂明日香が挑む。社会派×どんでん返しの人気警察医療ミステリシリーズ第5弾!

おすすめ度 ★★

中山 七里さんにはお気に入りのシリーズ作品が沢山あります。

このシリーズもその1つです。

前作を読んでおく必要はそんなにありません。

中山七里さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

忍者に結婚は難しい:横関 大

著者は横関 大さん 2022/6/1

解説あらすじ

第10回静岡書店大賞小説部門 第1位!
フジテレビ系ドラマ木曜劇場「忍者に結婚は難しい」原作!
伊賀市、甲賀市公認の本格忍者小説!

互いの正体を知らずに結ばれた二人
離婚寸前の夫婦に託されたのは、日本の命運!?
「ルパンの娘」シリーズ著者横関大が送る、現代の忍者活劇!

伊賀と甲賀。消えたはずのライバル忍者一族は、令和の今も人知れず暗躍していた。手裏剣術などの古き伝統を守りつつ郵便ネットワークを牛耳る大組織・伊賀、麻酔銃やドローンなどを積極的に活用する少数精鋭の実力派集団・甲賀として。
お互い忍者だと知らずに結婚した悟郎と蛍。燃え上がったのは最初だけで、悟郎の男尊女卑的役割分担に辟易した蛍が三行半(みくだりはん)をたたきつけようとしていた。
ある日、伊賀系の大物政治家が暗殺された。現場を去るあの後ろ姿は見慣れたあいつ?

忍者ラブコメディー開幕!

おすすめ度 ★

同じタイトルでテレビドラマも放送されたので、名前だけはご存知かもしれませnね。

原作は横関 大さんです。

ドラマよりテンポはイイように感じます。

設定も面白いです。

横関 大さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

夜に星を放つ:窪 美澄

著者は窪 美澄さん 2022/5/24

解説あらすじ

かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。

コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。

おすすめ度 ★★

直木賞受賞作

素敵な小説です。

爆弾:呉勝浩

著者は呉勝浩さん 2022/5/16

解説あらすじ

このミステリーがすごい!2023年版 国内編第1位!
ミステリが読みたい!2023年版 国内編第1位!

東京、炎上。正義は、守れるのか。

些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。
爆弾魔の悪意に戦慄する、ノンストップ・ミステリー。

おすすめ度 ★★★

メチャメチャ面白です。

こんなあくどい奴がいるのかと思うくらい人物描写がスゴイです。

おいしいごはんが食べられますように:高瀬隼子

著者は高瀬隼子さん 2022/3/24

解説あらすじ

第167回芥川賞受賞作。

「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」
心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。

職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。
ままならない人間関係を、食べものを通して描く傑作。

おすすめ度 ★★★

なんか切なくなる小説です。

社会で上手に生き延びる方法は、しっかりありそうです。

結局そういう方法をしっかり知っている人が生き残るお話に思えてしまいました。

香君:上橋 菜穂子

著者は上橋 菜穂子さん 2022/3/24

解説あらすじ

遥か昔、神郷からもたらされたという奇跡の稲、オアレ稲。ウマール人はこの稲をもちいて帝国を作り上げた。この奇跡の稲をもたらし、香りで万象を知るという活神〈香君〉の庇護のもと、帝国は発展を続けてきたが、あるとき、オアレ稲に虫害が発生してしまう。
時を同じくして、ひとりの少女が帝都にやってきた。人並外れた嗅覚をもつ少女アイシャは、やがて、オアレ稲に秘められた謎と向き合っていくことになる。

『精霊の守り人』『獣の奏者』『鹿の王』の著者による新たなる代表作の誕生です!

おすすめ度 ★★★

ホントに上橋 菜穂子さんの小説は素晴らしい。

切ないファンタジーがとてもイイです。

実際には無い世界なのに風景の描写も目に浮かびます。

上橋 菜穂子さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2:大山誠一郎

著者は大山誠一郎さん 2022/3/17

おすすめ度 ★★

アリバイ崩し承りますの続編です

難事件が解決できない新米刑事と、主人公である時計屋の店主・時乃との関係もちょっとずつ近づいてきたようでイイ感じです

時乃のアリバイ崩しが出来るようになるまでの過去の話も出てきます

ドラマにもなって人気です

大山誠一郎さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

風の港:村山早紀

著者は村山早紀さん 2022/3/10

解説あらすじ

そんな時は待とう、
静かに。諦めず。
いい風があなたに吹く日まで。

そこに降り立ち、飛び立つまでのひととき。
旅人たちの人生が交差し、奇跡が起こる。

『桜風堂ものがたり』シリーズの著者が贈る
珠玉の空港物語。

おすすめ度 ★★

素敵なお話です。

4編からなるお話ですが、最後に繋がります。

密室黄金時代の殺人:鴨崎 暖炉

著者は鴨崎 暖炉さん 2022/2/4

解説あらすじ

第20回『このミステリーがすごい! 』大賞・文庫グランプリ受賞作!

「連発される密室トリックの中ではドミノの密室がイチ推し。本格ミステリ刊行ラッシュの中に割って入るだけの力はありそうだ」大森 望(翻訳家・書評家)
「密室殺人づくしの趣向が楽しい。主役の二人をはじめキャラ設定もいかにもマニアックかつ軽快」香山二三郎(コラムニスト)
「これでもかというくらい密室ネタを盛り込んで、遊び心たっぷり。探偵役となる少女も謎めいていて魅力的だ」瀧井朝世(ライター)

「密室の不解証明は、現場の不在証明と同等の価値がある」との判例により、現場が密室である限りは無罪であることが担保された日本では、密室殺人事件が激増していた。
そんななか著名なミステリー作家が遺したホテル「雪白館」で、密室殺人が起きた。館に通じる唯一の橋が落とされ、孤立した状況で凶行が繰り返される。
現場はいずれも密室、死体の傍らには奇妙なトランプが残されていて――。

おすすめ度 ★★★

これは面白い。

恥ずかしながら簡単に騙されてしまいました。

断罪のネバーモア:市川 憂人

著者は市川 憂人さん 2022/2/2

解説あらすじ

度重なる不祥事から警察の大改革が行われた日本。
変革後の警察にブラックIT企業から転職した新米刑事の藪内唯歩は茨城県つくば警察署の刑事課で警部補の仲城流次をパートナーとし殺人事件の捜査にあたる。
刑事課の同僚たちの隠しごとが唯歩の心を曇らせ、7年前の事件が現在の捜査に影を落とす。
ノルマに追われながらも、持ち前の粘り強さで事件を解決した先に、唯歩を待ち受ける運命は――。
リアル警察小説と本格ミステリの2重螺旋! 白黒が全反転する奇跡の終盤に瞠目せよ!!

おすすめ度 ★★

これはイイ。

警察の民営化って設定が面白い。

五つの季節に探偵は:逸木 裕

著者は逸木 裕さん 2022/1/28

解説あらすじ

第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞! 精緻でビターな連作短編集

“人の本性を暴かずにはいられない”探偵が出会った、魅惑的な5つの謎。

高校二年生の榊原みどりは、同級生から「担任の弱みを握ってほしい」と依頼される。担任を尾行したみどりはやがて、隠された“人の本性”を見ることに喜びを覚え――。(「イミテーション・ガールズ」)
探偵事務所に就職したみどりは、旅先である女性から〈指揮者〉と〈ピアノ売り〉の逸話を聞かされる。そこに贖罪の意識を感じ取ったみどりは、彼女の話に含まれた秘密に気づいてしまい――。(「スケーターズ・ワルツ」第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞作)

精緻なミステリ×重厚な人間ドラマ。じんわりほろ苦い、珠玉の連作短編集。

おすすめ度 ★★★

これも面白い。

本の表紙の絵に騙されないでね。

高校生探偵のお話が意外にダークなんです。

読んでみて下さい

探花―隠蔽捜査9―:今野 敏

著者は今野 敏さん 2022/1/19

解説あらすじ

信念のキャリア・竜崎伸也に同期トップ入庁の新ライバルが出現! ?
さらに横須賀の米軍基地近くで殺人事件が発生、米海軍犯罪捜査局(NCIS)捜査官が捜査本部に加わるを異例の事態に……。
累計300万部突破の大人気シリーズ最新刊!
波乱含みのシリーズ第9弾!

おすすめ度 ★★

隠蔽捜査シリーズの第9弾です。

ズーと読んでいると読まずに居られません。

シリーズを1冊も読んだことの無い方は、せめて果断―隠蔽捜査2―と清明―隠蔽捜査8―を読んでみるとシリーズの面白さが分かるかも知れません。

特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来:南原 詠

著者は南原 詠さん 2022/1/7

解説あらすじ

第20回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、現役弁理士が描く企業ミステリーです! 特許権をタテに企業から巨額の賠償金をせしめていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来が、「特許侵害を警告された企業を守る」ことを専門とする特許法律事務所を立ち上げた。今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され活動停止を迫られる人気VTuber・天ノ川トリィ。未来はさまざまな企業の思惑が絡んでいることに気付き、そして、いちかばちかの秘策に……!

おすすめ度 ★

特許の知識を駆使して颯爽と大活躍する女性がカッコイイ。

記憶の中の誘拐 赤い博物館:大山 誠一郎

著者は大山 誠一郎さん 2022/1/4

解説あらすじ

緋色冴子シリーズ第二弾。文庫オリジナルで登場!
赤い博物館こと犯罪資料館に勤める緋色冴子が、過去の事件の遺留品や資料を元に、未解決事件に挑むシリーズ第二弾。文庫オリジナル。

◎目次
夕暮れの屋上で
連火
死を十で割る
孤独な容疑者
記憶の中の誘拐

おすすめ度 ★★★

これも面白いです。

第三弾が待ち遠しいです。

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2021年度出版された書籍をご紹介

2021年度に出版された書籍を読んだ感想です。

おわかれはモーツァルト:中山七里

著者は中山七里さん 2021/12/18

おすすめ度 ★

おまたせしました、さよならドビュッシーシリーズ最新刊

盲目ながら2010年のショパンコンクールで2位を受賞したピアニスト・榊場隆平はクラシック界の話題を独占し人気を集めていた。

しかし、「榊場の盲目は、自身の付加価値を上げるための芝居ではないか」と絡んでいたフリーライターが銃殺され、榊場が犯人として疑われてしまう。

そんな彼のもとに、榊場と同様ショパンコンクールのファイナルに名を連ねたあの男が駆けつける!

中山七里さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

存在しない時間の中で:山田宗樹

著者は山田宗樹さん 2021/8/10

おすすめ度 ★

理系、物理、用語が難しいです

ですのでそれらを何となくのイメージの感触で読みました

何と神様?が出てきます

ストーリーは悪くないです

ヒポクラテスの悔恨:中山七里

著者は中山七里さん 2021/5/12

おすすめ度 ★★

相変わらず書籍の出版スピードの速い中山七里さんです

シリーズ4冊目、なかなか面白いです

中山七里さんのおすすめ作品の詳細はこちらです。

ヴィンテージガール 仕立屋探偵 桐ヶ谷京介:川瀬 七緒

著者は川瀬 七緒さん 2021/2/19

解説あらすじ

東京の高円寺南商店街で小さな仕立て屋を営む桐ヶ谷京介は、美術解剖学と服飾の深い知識によって、服を見ればその人の受けた暴力や病気などまでわかる特殊な能力を身につけていた。そんな京介が偶然テレビの公開捜査番組を目にする。10年前に起きた少女殺害事件で、犯人はおろか少女の身元さえわかっていないという。さらに、遺留品として映し出された奇妙な柄のワンピースが京介の心を捉える。10年前とは言え、あまりにデザインが時代遅れ過ぎるのだ。京介は翌日、同じ商店街にあるヴィンテージショップを尋ねる。1人で店を切り盛りする水森小春に公開捜査の動画を見せて、ワンピースのことを確かめるために。そして事件解明に繋がりそうな事実がわかり、京介は警察への接触を試みるが……。

おすすめ度 ★★★

面白いです。

不思議な能力の持ち主に出会った感覚です。

でもホントにありそうな感じがするのがイイです。

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まとめ

今日はこれから小説を読まれる方の参考になればと思って最近読んだ小説をご紹介しました

その中からとびっきり感動した小説は 【面白い小説】誰が読んでも本当に感動する小説ベスト100! にまとめています。是非読んでみて下さい

作家別の記事をこちらにまとめています。

是非読んでみて下さい

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